財団法人 民間放送教育協会

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第143回 ニトーと風の子!

2006年5月28日(日) メ~テレ制作

◇ヤング映像クリエーターを励ます賞を受賞!◇

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名古屋市天白区の「風の子幼児園」では、相生山の豊かな自然の中で、子ども達が自由に元気に毎日を送っています。そんな子ども達が「ニトー!ニトー!」と呼ぶのが、園長の仁藤清司さん(58歳)です。今から21年前、教育の原点はまさに根っこの部分にある、と考えたニトーは、高校教師を辞めて「風の子」を作りました。そこには、子どもが自由に好きなことをして過ごすことのできる世界があります。剣ひとつ作るにも、山から取ってきた竹をなたで割り、のこぎりでひいて、やすりで磨くという作業を子どもの力でまる1日かけて取り組みます。子どもには不可能はない。子どもの要望に誠実に応えるニトーと、温かく見守られて育つ子ども達。その間にある強い信頼関係を描きます。


ディレクターズ・ノート
取材中は、私自身が貴重な体験をさせてもらいました。新鮮な竹の切り口がシロップのように甘いことや、おたまじゃくしの卵がものすごく長いことを初めて知り、鉈も初めて使いました。葉っぱをちぎってそのまま食べることも初めてでした。また、ニトーさんには、相生山から見る絶景の桜や満月、そして植物の生態や脳の発達についても教えてもらいました。すべて初めてのことばかりでした。ここで3年間を過ごす「風の子」たちの得るものの大きさを実感しました。でも、もっとも強く感じたのは、とにかく子どもは可愛がる!!ということ。普段のニトーさんは、愚痴も言うし、弱音も吐くけど、子どもに接している時の目の優しさといったらたまりません。(私に子どもができたら・・・)甘やかしすぎかな、と思うくらい思いっきり可愛がろう!と決意する日々でした。
<ディレクター 山ノ内 聡子>


【取材先】
*風の子幼児園  愛知県名古屋市天白区大字野並字相生28-341

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