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第172回 羽衣乙女は57歳~恥ずかしがり屋の大道芸人~
2007年1月14日(日) 静岡放送制作

◇第44回ギャラクシー奨励賞受賞!◇

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大人しく控えめな専業主婦の濱田薫さん。姑の介護や親戚付き合いなどで大きなストレスを抱え、鬱状態になってしまいます。そんなある日「自分が変わらなければ」と思い立ち、なんと南京玉すだれ教室に入会! そんな彼女は、バカになって大道芸をするうちにだんだんと自分の感情を出せるようになりました。今では60歳をこえたメンバー12名と大道芸の愛好会を作り、地域の人を喜ばせようと活躍しています。しかし、あまりにも元気に見える濱田さんに、彼女の娘は疑問を持ちます。母は以前押し込めていた不満を本当に解決できたのか、そしてそれは家族も原因だったのではないか‥。中年女性が人生を見つめ葛藤する姿を、彼女の家族も含め、娘の視点から捉えます。


ディレクターズ・ノート
これは私が今年入社し、記者になって初めて書いた企画です。企画が通った時、我が家は親孝行な娘だと大喜び。母は、テレビに出る、と近所や友達に宣伝して回りました。しかし、取材が進むにつれて華やかな部分だけでなく家族内の暴露に及んでしまうに至り、とても不満そうです。私は、新米記者としては納得がいくまで聞かなければ真実を描けない、と思い詰めていました。しかし取材をするうちに、聞くだけでなく自分の思いも言葉にして話し合わなければ真実は引き出せない、と気づかされました。まじめな話は照れてできない「家族」というものであればなおさらの事です。番組を見ていただいて、家族が理解し合うために大切なことの意味が視聴者の皆さんに伝わればと願っています。
<ディレクター 濱田彩華>




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