財団法人 民間放送教育協会

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第129回 これを読め、本屋のおやじのおせっかい

2007年2月10日(土) 北海道放送制作

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札幌で「くすみ書房」を経営する久住邦晴さん、55歳。大型書店の進出で何度も経営危機にさらされながらも、地域に愛される本屋さんとして30年、店を続けています。経営立て直しのためには、まずはお客さんに店に来てもらうことと考えた久住さん。そのために、他店にはない品揃えをアピールします。名作揃いだが他店には在庫がない「なぜだ?売れない文庫」フェア、本を読まない中学生をターゲットにした「中学生はこれを読め」フェアを開き、好評を博します。しかし、売り上げはまだまだです。その中で、中学生の読書離れを懸念する久住さんは、地域の中学校での特別講師や学級文庫の選定を通して、読書のすすめを説きます。さらに、「いじめ」に苦しむ若い人たち向けの「救われる」本をそろえ、「本屋のオヤジのおせっかい、君たちを守りたい」フェアの準備を進めます。地域書店の再生と若い人たちの心のケアを目指して奮闘する久住さんの姿を追います。


キ ★ ラ ★ リひとこと
「本屋のオヤジのおせっかい、君たちを守りたい」。久住さんが選んだ本の中から「包帯クラブ」という本を読みました。心に傷を持つ人が傷ついた場所に包帯を巻くと、心が「すっかるくなる」という話です。この「すっかるくなる」という言葉との出会いが収穫でした。「すっかるくなる」「すっかるくなる」と唱えていると、どんな事も乗り越えられそうな気がします。こうした本を薦めてくれる久住さんの「おせっかい」、どんな本を読んだらいいかわからないときに、助かります。


くすみ書房
住所:〒063-0812 北海道札幌市西区琴似2条7丁目メシアニカビル
TEL:011-611-3819
北海道書店商業組合HP

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