




レスリングは古代オリンピックの頃から実施されていたと伝えられる競技ですが、日本で正式に子供達の全国大会が始まったのはわずか23年前のことです。参加者は400人足らずでしたが、今は1400人を超えました。五輪での女子選手の活躍の影響か、全国の少年少女競技者の中でおよそ3割を女の子が占めるようになっています。練習は黙想から始まり、礼儀作法といった心も鍛えます。こうした心技体の教育は学校だけでなく、地域のクラブが大きな重要な役割を担っています。横川三姉妹が人としても大きく成長する姿をこれからも追い続けたいと思います。
◆編集後記
全国大会で楓ちゃんと若奏ちゃんが1回戦で負けた時、ふと彼女達がこれから待ち受ける試練の大きさを感じました。それが逆に番組内では勝つのが目的ではなくレスリングが大好きで頑張っている姿勢を強調できたのではないかと思います。ただ約26分の番組尺で三姉妹の競技を伝える事の難しさはありました。特に全国大会の試合は三姉妹の試合映像をすべて見せるのか、どこまで見せたらいいのかなどシーンの長さを悩みました。番組最後で「強くなれたのは両親のおかげ、優勝して喜ばせたい」と親への感謝を自然体で言える5年の楓ちゃんにすべてが救われた気がします。近い将来、三姉妹の五輪出場決定ニュースを聞きたいと制作者として夢も膨らんでいます。