




谷津さんが暮らす丸森町耕野の芦沢地区には、かつて200人以上が住んでいたといいます。しかし人口の流失が続き、現在は26世帯、約100人ほどになってしまいました。小学生にいたっては3人しかいません。谷津さんたちは、こうした現状を何とかしようとガッタリを作りましたが、このガッタリが直接地域起こしにつながるかは分かりません。しかし7年前にガッタリを作ることで培った地域の絆は、今でも強いものがあります。ひとたびイベントがあれば老若男女がそろって参加、みんなで地域を盛り上げようと頑張っています。こうした谷津さんたちの活動の甲斐もあって、最近では都会からの移住者も増えてきています。私たちが取材で出会った長谷部さんや高橋さんも、都会にはない田舎暮らしの魅力をうれしそうに語ってくれました。新旧住民が力を合わせて地域を元気にしていけば、いつか谷津さんが理想とするふるさとになるかもしれません。地域のシンボル、ガッタリを中心にした谷津さんたちの活動によって芦沢地区がどのように変わっていくのか見守っていきたいと思っています。
◇ディレクター:伊藤洋一◇