財団法人 民間放送教育協会

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名取市のイベント

第3回目のイベントは11月25日(日)13時から、宮城県仙台市の近郊にある名取市の名取市文化会館で開催しました。
参加者はおとな22名、子ども25名の合計47名です。
今回の子育て支援イベントは2部構成で、第1部は主に保護者の方々を対象にした震災後の子どもたちの心のケアの講習会、第2部は小学生を対象とした植物の種の伝播の話とその模型づくりです。また、別室では幼児とその保護者を対象に、TBCアナウンサーによる交流会と絵本の読み聞かせを行いました。

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第1部の講習会は「こころの子育て講習会~すこやかに育て子どもたち」と題して、元・閖上(ゆりあげ)保育所所長の佐竹悦子さんによる現在の子どもたちの精神状況とその対処法についてのお話がありました。
佐竹さんは震災当時、名取市の太平洋岸に近い閖上地区に在る閖上保育所の所長をされていましたが、大津波到来時には園児を全員迅速に誘導して、一人の犠牲者も出すことなく無事避難させたとして、メディアに紹介された方です。その後は名取市の生活支援センターで被災者の生活支援に当たり、現在も独自のネットワークを生かして被災者の支援を続けています。


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第2部のワークショップ「みんなで作ろう!空飛ぶタネ」では、小学生を対象に国立科学博物館名誉研究員の矢野亮氏によるタネの伝播のお話と、実際に工作キットを使ってタネの模型を作り、それを飛ばすことによってタネには様々な飛び方があることを理解する講習が行われました。
子どもたちは、最初は戸惑いながら工作キットを使ってタネの模型作りに取り組んでいましたが、完成して空中に飛ばす段になると、タネの形態によって様々な落下が生じるのを実際に見て歓声が上がりました。
別室では幼児とその保護者を対象に、アナウンサーや東北放送のマスコット・キャラクターである「ニューニュー」との交流会が開かれ、けん玉や紙飛行機飛ばしなどで大いに楽しみました。その後、アナウンサーによる、絵本「おふろだいすき」などの読み聞かせがあり、更に子どもたちも参加して「11ぴきのねことへんなねこ」の読み聞かせが行われました。
イベントの最後には恒例のキャンドルが参加者全員に配布され、それを点灯して、大震災の被災者の冥福と被災地の復興を祈りました。
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