四国放送(平成29年度)

【授業実施校・対象児童】徳島市新町小学校 5年生
【実施期間】平成29年 7月~平成30年 1月
【実施回数】6回

学校決定の経緯

四国放送のメディアリテラシー出前授業の実施は実の6年ぶりとなり、事実上ゼロからのスタートとなりました。学校の選定は、徳島市教育委員会と相談の上、四国放送への移動が学校の負担にならない事、及び学校や教員が授業提案に対して積極的に受け止めて蔵たことなどから徳島市新町小学校を選定しました。 

授業内容(ワークショップ)の基本骨子については、担当教員との打合せ(7月)の後、四国放送側が中心となって検討しました。テーマは、「新町の魅力再発見」。取材に関しては、新町地区のどこをどのように撮影して何を話すかなど、児童の自主性を尊重して進めていきました。

担当教員の感想

【5年生担任 鈴江裕子先生】
スタジオ見学をはじめ、実際に使っている機材やドローンに触れ、さらにはカメラマンと話ができたので子どもたちにとっては「本物」に触れる貴重な機会となりました。社会の授業でもテレビについて学ぶのですが、机の上ではできない勉強ができたと思います。これはテレビ局の協力がなければできなかったと思います。子どもたちは特にリポートやロケの場面で、いきいきとした表情をしていました。

実践を終えて

【事業統括 網師本誠司】
子どもたちは本当に素直なのでこちらが少しでも提案すると、それを上手にくみ取ってリポートにしてくれたので、スムーズに進行することができました。本当は編集や撮影自体もやりたかったようです。時間がなくこちらが行いましたが今回についてはこれで良かったと思います。なにより「伝える側が恥ずかしがっていては伝わらない。明るい表情ではっきり話そう」と毎回言っていたところ、みんなははきはきとリポートに立ってくれたり。意見を言ってくれたりするようになったのがうれしかったです。テレビよりユーチューバ―に関心があるのではと心配していましたが、
ローカル番組やバラエティ番組などをよく見ていてくれてい
るようでホッとしました。