#63 越中八尾のカラフル和紙~おわらの街に生きる人々~

2016年10月2日(日)(テレビ朝日放送) 北日本放送制作  協力 文部科学省/独立行政法人 中小企業基盤整備機構

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カラフルであたたかみのある和紙、そして染められた模様の美しさ。つい目を引かれてしまう、これが「八尾和紙」です。

富山市八尾町は、全国でも有名な祭り「おわら風の盆」が行われる地域で、八尾の和紙作りは「越中富山の薬売り」によって発展してきました。
現在八尾で唯一紙を作っている「桂樹舎」は、紙を漉くだけでなく、型染(かたぞめ)による染色、デザイン、加工まで一貫して行う、全国でも珍しい紙漉き屋です。

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職人の8割以上が女性で、20代~40代の若い職人が活躍中。そしてその女性職人たちには、伝統の紙漉き技術だけではなく、型染の技術、民藝運動第一人者のもつ美意識、手仕事に対する職人魂までもが受け継がれています。

おわらの街でまじめに紙を作り続けている職人たちの日常とその思いをお伝えします。

編集後記

ディレクター:村上 裕美(北日本放送)

おととし、ユネスコ無形文化遺産に登録された
「日本の手漉き和紙技術」。その3つには入っていませんが、富山にもそれに負けない素晴らしい和紙があります。その和紙が作られているのは、富山市八尾町(やつおまち)。この番組はその1軒である会社「桂樹舎」の和紙職人たちを取り上げています。

全国にいくつも和紙の産地はありますが、ここはちょっと珍しい紙漉き屋です。ただ、すごいところが多すぎて、全部詰め込むことができなかったのが残念です。番組のベースは職人たち、なのですが、それ以外の見どころを3つピックアップしました。

1つめは、番組内の随所に登場する、和紙で作られたカラフルで美しい民芸品。つい目を引くかわいらしい小物類だけでなく、ユニークな商品もあります。2つめは、和紙についてコメントした先人たちの言葉です。民藝運動を広めた柳宗悦が伝えた言葉、そして桂樹舎の創業者・吉田桂介が伝えた言葉。どちらも和紙の素晴らしさを再確認できる、心にぐっとくる言葉です。そして最後は、八尾の情緒ある祭り。全国的にも知られている「おわら風の盆」の映像もたっぷり見せます。

八尾和紙はもちろん、八尾の魅力も感じていただければと思います。

番組情報

◆有限会社桂樹舎
【住 所】〒939-2341 富山県富山市八尾町鏡町668-4
【電 話】076-455-1184
【FAX】076-455-1189
【H P】http://keijusha.com/

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