#208 親子のコーヒードリーム! ~沖縄から世界へ!オンリーワンの味わいを目指して~

2020年2月8日(土)(テレビ朝日 放送) 沖縄テレビ制作 協力/文部科学省 総務省 中小機構 JAグループ

私たちが普段口にしているコーヒー。その原料となるコーヒー豆、実は日本でも生産されているのをご存知ですか?沖縄県では、温暖な気候のもとおよそ40年前から栽培が行われてきました。台風の影響などで、大規模な生産はまだ実現していませんが、いくつかの農家は美味しいコーヒーを沖縄から生み出すことを目指して、試行錯誤しながら栽培に取り組んでいます。

沖縄本島北部ののどかな村、東村にある「又吉コーヒー園」で栽培に励むのは、父、又吉晃さん(72)と息子、拓之さん(33)親子。以前は地元の人に親しまれるバラ園「沖縄かぐや姫」を経営していましたが、台風による塩害でバラが育ちにくくなったことをきっかけに、コーヒー栽培へ踏み出すことに。決断したのは晃さん、家族の反対を押し切り「良い味を作れば世界で評価される」コーヒーに魅力を感じて、半ば強引に栽培を始めました。そんな晃さんを心配して、農園の経営に関わるようになった拓之さん、自由奔放に栽培を楽しむ晃さんを支えながら、コーヒー園の経営に奮闘しています。

安い価格で手ごろに楽しめるコーヒーですが、1粒のコーヒー豆が出来るまでにかかる多くの手間と時間・・・「生産者の努力に目を向けてもらうきっかけになってほしい」という想いで、拓之さんがはじめた「収穫体験」には県の内外から参加者が訪れます。

自由奔放な父と、冷静な息子。親子がつくる貴重な国産コーヒー。その味わいはいかに・・・?

編集後記

ディレクター:川上 恭平(沖縄テレビ)

2019年4月から、沖縄では大手コーヒー会社と地元のサッカーチームが連携して大規模なコーヒー生産プロジェクトが始まっています。そのニュースを聞いた時に「沖縄でコーヒー栽培?上手くいくのだろうか?」と感じたのが、又吉さん親子に出会ったきっかけでした。

実際にコーヒーを収穫できる農園があると聞いて、軽い気持ちで「又吉コーヒー園」に足を運んでみると・・・2時間かけた収穫体験は想像以上の大変さ。ただ、その分コーヒーが出来上がった時の達成感は格別!そして、ガイド役を務める拓之さんの「生産者にフォーカスを当たるきっかけになれば」という言葉を聞いて、取材を進めることを決心しました。

自由に栽培を楽しむ父・晃さんと、冷静に支える拓之さん、絶妙なバランスをもった親子が作るコーヒーがこれから全国、そして世界へ羽ばたく日も遠くないかもしれません。

番組をご覧になった皆さんが、コーヒーを楽しむときに、その生産の裏側にも想いを馳せる・・・
そんなきっかけになれば幸いです。

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