北日本放送(令和元年度)

 

北日本放送(令和元年度)
【活動名】読み聞かせ事業
【実施期間】2019年7月~2020年1月
【実施回数】3回

<事業実施の成果・課題>
今年度は複数回にわたって、読み聞かせイベントを出版社とタイアップして行いました。タイアップした出版社等の関係で指定の書籍が中心となりましたが、もともと子ども用に用意された書籍のため読み聞かせには適しており、アナウンサーにも子どもたちにも満足度の高いイベントとなりました。
日頃からテレビ・ラジオに出演しているアナウンサーも、段取りのある番組とは異なり、実際に子どもたちと触れ合いながら読み聞かせをすることから、事前に表現法を先輩アナウンサーから聞いて練習したり、場の仕切り方を工夫したり、と準備を念入りに行っていました。また、相手が子どもなので、反応が薄かったり、あるいは元気良すぎて進行が予定通りにならないこともありましたが、その場の仕切り方についても臨機応変に対応できるように努力しました。
対象者が20人~30人程度ですから、コミュニケーションが充分にとれました。ただし集中力を切らさないように、演出力が求められると思います。数をこなして、より多くの子供たちと読み聞かせの機会を作りたいと思いますが、マンパワーおよび日常の業務との兼ね合いで限界値を感じることもありました。”

<担当者の感想>
子どもたちの集中力が切れないように工夫するのが第一でした。ただ読むだけではなく、問いかけや読み手の身振り手振りの演出にもこだわりました。
通常のニュース読みとは異なり、子どもたちが絵本の世界に入り込みやすいように、間合いを長めにとって朗読しました。また物語に余韻をもたせるために、朗読後は書籍のテーマに沿って日常会話をして、書籍の世界観をよりリアリティをもって感じてもらうようにしました。

<教諭・保育士・子どもたち・参加者の感想>
なじみのあるアナウンサーがくることで、子どもたちは親しみをもってイベントに参加できた。一般の教師とは異なり、訓練されたアナウンサーは言葉がはっきりしており、ストーリーの世界観をより味わうことが出来たという声がありました。
子どもたちからは、毎回「もっときかせてほしい」という声が上がり、予備に用意していた書籍の読み聞かせも行いました。