其の23 ラムネの踊り~伊豆・稲取温泉 女性事務局長の挑戦~

2008年10月04日(土)(テレビ朝日OA) 静岡放送制作

宿泊客の減少に悩む東伊豆町稲取。そこに単身女性が乗り込んできました。観光協会事務局長に就任した渡邊法子さん47歳。渡邊さんは自転車に乗って町をまわり、町民と本音で話すことから町づくりをはじめました。そして、ボランティアスタッフを集め地域の遺産の再発見に取り組み、次々と観光旅行商品を生み出していきます。これまで旅館主導型だった稲取が、町の人が主体の町に変わり始めたのです。その象徴的なイベントが8月23日におこなわれた『ラムネ世界大会in稲取温泉』町の原風景を大切にし、地元の子どもたちに稲取の良さを認識してもらうためのイベントです。この取り組みが集客に結びつくことが稲取の人たちの願いです。

東京から単身、稲取にやってきて、街づくりに取り組む渡辺さん。
◆どん底を経験して学ぶことに光を見つけた◆
どん底の中で、彼女が見出した希望が、この街づくりでした。熱き人たちと出会い、自分をさらけ出して行動する。
◆本音を話すことで変化がうまれる◆
渡辺さんと本音で付き合うことで、地元の人たちの意識も大きく変わりました。これまで、旅館に頼りきりだった集客のためのイベントも、居酒屋のご主人や、役場の職員がボランティアでやるようになったのです。
◆小さな泡(あぶく)も大きな力となる◆

一つ一つの小さな泡(あぶく)が、今、大きな泡(あぶく)になろうとしています。
◆夢…人間が持っている力を最大限に生かせる地域を作る◆
稲取が、人間が持つ力を最大限、発揮できる地域になること。それが渡辺さんの夢です。街の人たちも少しずつ、そのことを理解し始めています。
◇ナビゲーター:曾根佐衣子(静岡放送アナウンサー)◇


◇ディレクター:静岡放送 鈴木康裕◇
宿泊客の減少に悩む東伊豆町稲取。そこに単身女性が乗り込んできました。観光協会事務局長に就任した渡邊法子さん47歳。渡邊さんは自転車に乗って町をまわり、町民と本音で話すことから町づくりをはじめました。旅館主導型だった稲取を町主軸に変えるためです。渡邊さんの熱意を感じた町の人たちは動き出しました。俺たちがやらねば!という思いが町の人たちに芽生えはじめたのです。私が町の人たちと話をして驚いたことは、旅館のご主人・女将さん、町の人たち・・・誰もが渡邊さんの取り組みを理解していることでした。彼女を応援して、町を変えよう!という思いの町民が多くいることでした。なんのシガラミもない、よそ者の熱意でひとつの町が変わろうとしています。

 

稲取温泉観光協会  0557-95-2901
稲取温泉観光合同会社  0557-95-1157

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