其の50 「三河サムライ」の挑戦

2009年6月6日(土)(テレビ朝日OA) メ~テレ制作

世界的な大不況。自動車産業が盛んな愛知県三河地方も一気に景気が悪くなりました。こうしたなか三河地方にある岡崎市では地元の会社を中心に異業種が一体となった地域ブランド「サムライ日本プロジェクト」が注目されています。仕掛け人は長髪で派手な服装、一見ヤンキーにも見える男・安藤竜二さん(38歳)です。岡崎市は徳川家康生誕の地として栄え、八丁味噌、花火、和ろうそくといった伝統地場産業が残っています。「地域に埋もれた昔からある名産品を世に送り出し、地域を元気にしよう。」安藤さんは三河地方の名産品を、三河らしくサムライを意識したデザインの「サムロック」というブランド商品へと新装し、全国へ発信しています。地場産業の衰退、不況、そして病。人それぞれ様々な悩みを抱えながらも、前に進もうと奮闘する現代のサムライたちを追います。



◇ディレクター:佐藤大介◇
八丁味噌、三河みりん、三河仏壇、三河花火、三河一色うなぎ、さらに徳川家康、トヨタ自動車・・・。「三河」には日本一と自慢できるものがたくさんある。誰でもそうだと思うが、自分のふるさとの良さは一度その場所を離れたときに感じるものだ。安藤さんは以前、家具のブランディングの仕事をしており、一時は海外に住んでいた。そのとき、安藤さんの髪型を見た外国人に「サムライ!」とよく言われ、改めて日本のこと、故郷のことを思い出したのだという。私たちは安藤さんが地域ブランドを始めたばかりの頃に初めて会った。あれからわずか2年半。多くの三河人の心を「サムライ」に引き寄せるとは、まさにすごい「人間力」。「三河」が天下を獲る日は近いかも!?




保守的とも言われる三河地方で、一見派手な安藤さんが、
地元企業の人達と親密に話す姿には驚きました。

◆すべての鍵はコミュニケーション 答えは相手の中にある◆

安藤さんは岡崎の人と触れ合う度に、様々な発見があったと言います。

◆苦悩と不安は情熱を生む◆
それが町おこしプロジェクトへのヒントになったのです。

◆地元の「普通のモノ」の見方を変える◆

安藤さんの夢は10年後、100年後を目指すこと。
時代と共に形は変わっても、みんながサムライブランドを楽しんでもらえればいいと言います。

◆10年後 100年後を目指す◆

サムライブランドの主役はもちろん物づくりをする地元の人たちです。
安藤さんはその良さを伝えるお手伝いの役目。
地域の人たちが一体となって町おこしに取り組むことによって
初めて未来が見えてくるのではないのでしょうか。

サムライ日本プロジェクト 総合プロデューサー 安藤竜二さん
株式会社DDR 愛知県岡崎市伝馬町2-8 サカエヤビル3F
TEL: 0564-65-7588

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