其の91  青森発 自然で楽しく遊べる子どもに!!~54歳ガキ大将の自然学校~

2010年5月29日(土)(テレビ朝日OA)  青森放送制作

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青森県最大の湖・小川原湖の周辺には、ラムサール条約に指定されている仏沼など貴重な自然環境が残っています。ここで自然学校を開いているのが相馬孝さん(54)。
冬のワカサギ釣りや、春の草木観察会など、1年を通して行われる自然体験は、親子での参加が基本です。その中で、誰よりも賑やかなのが相馬さん。彼のモットーはまず楽しむこと。自分が楽しまないとその良さを伝えられないと、本気で遊びます。だから子どもたちも友達感覚。ですが、時には本気で叱ることも。これが相馬さんの自然‘楽’校です。子ども達は遊びの中から、学び、考える力を養います。
今回、相馬さんは「沼に浮かぶ島を人間の力で動かせるか」という体験を考えました。
動くかどうかではなく、やってみることが大切。
自然を楽しみ、いずれは子ども達にこの地域が宝物だということを感じて欲しい。
先生ではなく、ガキ大将として子ども達を導く相馬さんを追います。

※小川原湖自然楽校の詳しい内容は、下記の小川原湖自然楽校ホームページをご覧下さい。


◆今ある自然は 未来の子孫からの借り物

◆怒るのではなく叱る

◆教えるのではなく 考えさせて導く


◇ディレクター:田名邉 大介◇
「子どもたちよりも、本人が一番楽しんでいる」これが、相馬さんの第一印象です。
自分が楽しまなければその良さは伝わらないと、自然で遊ぶ相馬さん。
ただ、大切なことはビシッと伝える。本気で臨むその姿がとても眩しく見えました。
そんな姿に子どもだけではなく、親やスタッフも惹かれて参加しているのでしょう。
みんなにとってのガキ大将なのです。
昔よりも自然で遊ぶ機会が少なくなり、子どもたちはインターネットやゲームに夢中。いま、ガキ大将がいなくてもよい世の中になりつつあります。その中で、自然楽校に参加する子どもたちは、相馬さんと本当に楽しんでいます。だからこそ、ガキ大将的立場の人が必要なのではないかと思うようになりました。
取材をして、改めて小川原湖にこんな素晴らしい自然があるということを認識しましたが、相馬さんはまだまだ甘いと言います。
今回番組で紹介したのは、小川原湖自然楽校の活動の序章です。湖から川を下り太平洋を目指すカヌー体験、絶滅危惧種に登録されている水草や、マリモの観察会などオンリーワンの体験がたくさんあります。親子で自然を楽しむには最適の学校です。

◆お問合せ先など◆
小川原湖自然楽校  相馬 孝さん
【住所】青森県三沢市根井1-94-1 根井団体活動センター内
【電話番号】0176-50-8611
【FAX】0176-50-8612
小川原湖自然楽校ホームページ
【E-mail】 s-canoe@viola.ocn.ne.jp

 

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