其の111  広島発 魔法の似顔絵 〜病室に届ける笑顔のくすり〜

2010年10月30日(土)(テレビ朝日OA)  中国放送制作

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村岡ケンイチさん(28歳)。ケンイチさんは闘病生活を送る人々がいる病院で仕事をしています。そしてケンイチさんはそんな患者さんを元気にさせる力を持っています。でもケンイチさんはお医者さんの様に患者さんに触ったり、病気の診断をしたりはしません。それもそのはず、ケンイチは似顔絵を通じて「闘病生活に笑い」を届けるイラストレーター。そんな彼が行っているのが「似顔絵セラピー」。辛い闘病生活に似顔絵を通じて笑いを届けようと4年前に故郷広島でたった一人で始めました。病室をまわり、病気の患者さんと向き合い、話をしながら一枚の色紙にその人の人生を描いて行きます。そして完成した似顔絵を手渡されたその時、病気の患者はまるで魔法にかかったかの様に輝きを取り戻すのです。さぁその魔法の瞬間をご覧ください。そこには素敵な笑顔の花がたくさん咲いています。

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◆「笑顔が生まれ、病室が明るくなる」 似顔絵には その力がある

◆似顔絵を通じて何かを感じてもらえたら それが一番…
それでいいんです。 似顔絵セラピスト 村岡ケンイチ



◇ディレクター:脇田 晃治◇
静かであるはずの病院から元気な笑い声が聞こえてきました。
「先生。こりゃほんまにぶちうれしいわ。」「先生!うちはお化粧してずっと来るんを待っとんたんじゃけえ!」「先生が見たらわしゃこがな顔しとるんかいのぉ?」
そこには病室で色紙に色とりどりの道具を使って似顔絵を描いている眼鏡の男性がいました。それがケンイチさんでした。・・・なんで似顔絵を描きよる人の事をみんな先生って呼んどんじゃろ?ケンイチさんは先生じゃないのにのぉ・・・。
ケンイチさんの似顔絵セラピーを初めて見学させてもらった時の第一印象。イラストレーターのこの人が先生と呼ばれる理由。それを知りたくて始めたケンイチさんの取材。その答えはすぐに見つかりました。ケンイチさんは辛い闘病生活を乗り切る為の生きる希望と勇気を似顔絵に描いています。絵の中の自分が病気の自分を励ます。孤独な入院生活の中にやってきた魔術師が描く「似顔絵」という夢の世界。完成したケンイチさんの似顔絵を見た瞬間誰もが笑顔の魔法にかけられます。それは患者さんはもちろん家族・看護士さんまでも・・・・。ケンイチさんは先生です。病気を治す事は出来ませんが、みんなを笑顔にする事が出来るのだから。なぜなら背が大きくて撮影中は笑わないカメラマンまでもが笑って撮影していましたもん。最後に先生!僕の似顔絵も描いて頂けませんか?僕はあなたの似顔絵が描けそうな気がします。なぜならこの所ずっと先生が映っている取材テープ見てましたから(笑)!

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◆お問合せ先など◆

村岡ケンイチさん
似顔絵セラピー事務所

【住所】〒104−0061
東京都中央区銀座8−10−7 東成ビル5F
【電話・FAX】042−452−9306
【ホームページ】 ケンイチの似顔絵セラピー ホームページ
【E-mail】 info@nigaoe-therapy.jp

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