日本屈指の漁場、豊後水道・大分佐伯の寿司職人たちが、
自分達が握った寿司を世界に出前をするという”新発想”を誕生させた。
太平洋から四国と九州に黒潮が激しく流れ込む「豊後水道」は、魚種も豊富で、全国でも屈指の漁場として知られる。
その恩恵を受け、佐伯市では人口の割合と比較しても全国的に「寿司屋」が多く軒を連ね、北の小樽、南の佐伯と称される程、寿司の完成度や技術水準で高く評価された。
寿司職人達は市と協力し「世界一・佐伯寿司」をキャッチフレーズにブランド展開をスタートした。豊後水道・佐伯寿司の味を世界へ!
寿司職人達の挑戦が始まった。

編集後記
ディレクター:都甲 尚伸(大分放送)
「魚もよければ寿司屋も多い」ならば「世界一佐伯寿司」として世に売り出そう。このキャッチフレーズを掲げてかれこれ10年ほどになります。その間、「佐伯に温泉があればなぁ」「高速道が全線開通すればなぁ」と現状に嘆く声は聞けどなかなか町おこしの起爆剤とは行きませんでした。では「こっちからお客様のところに行けばよい」大胆な発想は思わぬ観点から飛び出しました。
チェーン店を出すことは佐伯の味を出すことと決してイコールではないと、出前にこだわり続けて研究を重ねた佐伯寿司職人たち。
今や香港、台湾、シンガポールと着々と出前実績を上げています。
今後とも佐伯寿司職人の心意気!“ジャパニーズ・サイキズシ”の旨さの魅力は世界各地に広がりそうです。
番組情報
◇寿司源
【職 人】福永 守
【電 話】0972-22-0373
◇錦寿司
【職 人】岩佐 洋志
【電 話】0972-23-7632