北海道放送(令和2年度)

 

【活動名】HBCアナウンサーによる読み聞かせ
【実施期間】2020年9月~12月
【実施回数】10回

<事業実施の成果・課題>

夏休みは短く例年より楽しみも少ないであろう学校生活で、少しでも楽しい時間を提供できたらと思い本を選びました。子どもたちが一番笑ってくれるだろうと思う箇所と、実際にたくさん笑ってくれた箇所が違ったのは少し戸惑いましたが、子どもの感覚と大人の感覚は違うということも改めてわかり、良い勉強になりました。
最近はイベントなども中止で、一般の方と仕事で絡むことや大勢の前で話す機会が特に少なくなっていたので、貴重な機会でした。印象的だったのは、退場する際、ほとんどの子どもたちが笑顔で手を振りハイタッチを求めてきてくれたことです。このご時世、応えてあげられず寂しい気持ちと申し訳なさが募りましたが、校長先生がおっしゃっていた通り、みんながこの日を楽しみにしていてくれていたのがすごく伝わってきたのが嬉しく、やって良かったと心から思いました。
コロナ禍で、私たちアナウンサーが世の中のために貢献できることは何か考え、周りの笑顔の助けになることを積極的にやっていきたいと思いました。

<担当者の感想>

【世永聖奈アナウンサー】

冒頭、タイトルを読んだときには子どもたちはざわざわしていたものの、読むにつれて絵本の世界に入り込んでくれたのではと思うほど、最後まで集中力を切らさずに聞いてくれていました。ここは笑わせたい・リアクションが欲しいというところでリアクションを貰えたので、楽しんで聞いてくれたのではないかと感じています。
今まで読み聞かせをしてきた中で1番子どもたちの自然なリアクションを感じながら読むことができました。「ちょっとザワザワしてきたぞ」と感じたときには、違和感がないくらいの間を作って落ち着いてもらう時間を作ったり、「次の展開を楽しみにしているんだろうな」と感じたときには声のボリュームを上げ勢いをつけてみたり、その場の空気に合わせて読むことができました。
練習期間には何通りもの読み方を試して、ボイスレコーダーに収録しながら1番伝わるものは何かを考えました。自分の中の引き出しが増えていく感覚があり、成長を自分で感じることができて嬉しかったです。貴重な機会をいただくからには、心に残る読み聞かせができるよう普段から技術を磨き続けます。

<参加者の感想>

【校長・教諭】
・コロナ禍で校外学習がままならない中、プロの仕事を間近で感じられる機会は貴重であり、総合的学習の観点からも子どもたちに良い刺激になった。(校長)
・物語の世界を声だけで作り上げていて、私たちにはできないアナウンサーならではの読み聞かせだった。普段テレビで見るアナウンサーが目の前で読み聞かせをしてくれるのは、子どもにとって一生物の経験だ。(校長)
・登場人物ごとに声が変わっていたのがすごかった。本読みの時間に「皆でやってみよう」と呼びかける。(担当教諭)
・質問コーナーで「声に良し悪しはない。あなたの個性なので自信をもって練習して!」という話がとても印象に残った。(担当教諭)・私も同じ本を児童の前で読んだが、声と間の違いに驚いた。
【児童】
・楽しかった!声が大きくて気持ちがこもっていた。(1年生)
・いろいろな声を使い分けていてすごいと思った。(2年生)
・本当の先生みたいで、セリフの部分が上手だった。(6年生)
・かまずにはっきりと聞きやすく、自分もこんなに上手に読めるようになりたいと思った。(6年生)