北陸放送(令和2年度)

【活動名】MROアナウンサー朗読ライブ
【実施期間】2020年9月~12月
【実施回数】3回
【ネット配信】3作品
【配信期間】2020年12月~配信継続中

<事業実施の成果・課題>

今回はコロナ禍もあり、フェイスシールドを着用するなど従来とは違った対応を考える必要がありました。感染予防という観点はもちろん、この状況でも外部の訪問を受け入れてくれる現場の方たちへの配慮も問われてくると思います。「これからの朗読会をどう行っていくのか」を具体的にイメージするきっかけにしていきたいと考えています。
去年までの「朗読+手遊び」だけでなく「朗読+歌+ダンス」と、より積極的に子どもたちに参加してもらえるプログラムを組んだところ、より楽しんでもらえる朗読会にできたと思います。

<担当者の感想>

アナウンサー1人1人が自らの特技や個性を活かし、充実したものになりました。
新人の石橋アナウンサーは落語をベースにした絵本「寿限無」の朗読で、見事に日ごろの努力の成果を披露し、ピアノの演奏で物語に彩りを添えるなど、存在感たっぷりに園児たちを楽しませてくれました。また今までにも何度も朗読会に参加してくれている入江アナウンサーは、時節に合わせた絵本を子どもたちと上手くやり取りをしながら朗読してくれた他、現在MROテレビ・ラジオで放送している「MRO手洗いソング」の振り付けを子どもたちにレクチャーするなど、今まで以上に積極的に朗読会に関わってくれたと思います。
その他編成部の協力もあり、MROマスコットキャラクターみらいちゃんにも登場してもらうなど内容としても盛りだくさんとなり、子どもたちにも楽しんでもらうことができました。オーディエンスとなる子どもたちは4~5歳児と聞いていたので、どんな絵本のチョイスが飽きずに楽しんでもら えるかはかなり頭を悩ませました。短くてテンポのいいもの・絵が可愛らしくて季節に合ったもの・挿入歌があって聞き手も一緒に楽しめるものの3冊を選んだのですが、子どもたちの反応も良くバランスがとれていたと思います。
絵本の朗読は、文章を美しく読むことよりも「どうすれば話をきいてもらえるか」「どう伝えれば届くのか」というアナウンサーとしての基礎が改めてシビアに問われるいい機会だと思うので、是非これからも新人たち多くのアナウンサーに参加してもらいたいです。

<参加者の感想>

ただの読み聞かせではなく、手遊びなど小さい子どもが親しみやすいようにしていただいて、非常によかったです。