静岡放送(令和4年度)

【活動名】読み聞かせ事業
【実施期間】令和4年6月~令和5年3月
【実施回数】会場12回

【事業実施の成果・課題】

1年を通して、同じ施設で読み聞かせをすることで、口コミ・SNSで広がり、毎回楽しみに来てくださる親子もいましたし、新規の親子もいらっしゃいました。支援センターは人数制限をしていることもあり限られた人数でしたが、一人一人の赤ちゃん、お子さん、お母さん・お父さんと目を合わせながら絵本を読むことができたので、少人数だからこそ良かった部分もありました。

課題は、コロナ禍での伝え方です。マスクを着けて読み聞かせした時もありますが、口元がわかりづらいということで、関係者の方々と話し、マウスシールドでの対応になりました。しかし、曇ってしまったり声がこもってしまうこともありました。

【事業担当者およびアナウンサー(講師・読み手)の感想】

2人の子供がいまして、産休・育休中は子育て支援センターによく行っていました。コロナが流行する前は何度も支援センターに行き、育児に奮闘するお母さんたちと子育ての大変さを共有したり、施設の方々に相談に乗っていただいたりもしました。私にとって、支援センターは心が休まる場所でもありました。

仕事復帰してから、その支援センターで何かお手伝いができないかと相談し、読み聞かせの実施に至りました。読み聞かせは気合いを入れて読むのではなく、「遊びの一つ」という思いで、毎回楽しんでいました。可愛い赤ちゃんに出会うことも私の楽しみの一つでした。何度も足を運んでくださる方もいて、赤ちゃんが成長している姿も見られました。読み聞かせを通して多くの方々に出会えたことを嬉しく思います。(重長智子)

【教諭・保育士・子どもたち・視聴者などの感想】

読み聞かせが終わった後に毎回アンケートを配り、多くの方の声を集めました。以下、アンケートの抜粋です。

「声のトーンなど読み方が上手でした。さすがアナウンサーだと思いました」(支援センタースタッフ)
「子供の興味を持つ読み方をしていただけて良かったです」(30代男性・子供9か月)
「なかなか絵本を読んでもらう機会がないのでよかった」(30代女性・子供3歳)
「よく通る声。プロは発音から違うな~と思った」(30代女性・子供10か月)
「読み方の勉強になりました」(30代女性・子供7か月)
「読み聞かせのスピードなどとても参考になりました」(30代女性・子供10か月)
「反応を見ながら楽しく読んでくれてよかったです」(20代男性・こども8か月)
「おもしろく読んでくれていたので、子供が食いついて見ていた」(30代女性・子供3歳)