新潟放送(令和元年度)

 

新潟放送(令和元年度)
【活動名】BSNキッズプロジェクト「読み聞かせ活動」
【実施期間】2019年7月~2020年2月
【実施回数】7回

<事業実施の成果・課題>
 地域の宝物である子どもたちを育む活動として2002年から続けている「BSNキッズプロジェクト」で、当初から取り組んでいる「アナウンサーの読み聞かせ」。新人アナウンサーも「読み聞かせをやりたい」とアピールするほどの事業になっています。
 地域の子どもたちに絵本の楽しさや日本語の美しさを伝えることと、アナウンサーがでかけていくことで、放送局を身近に感じてもらうきっかけになっています。
 アナウンサーも、朗読、アナウンス技術の向上のモチベーションになると同時に、直接子どもたちの反応を感じることができるので、「伝える」ことを学ぶ機会になっています。
 対象年齢の幅が広い場合や、参加者が多く広い会場で実施する場合の選書の難しさがあります。
 ホームページでの募集案内をしていますが、わかりにくい階層にあるので、サイトの改修で改善する予定です。
 アナウンサーの確保や他のイベントなどとのスケジュール調整のため、どうしても冬に実施が集中してしまいますが、新潟の冬の屋内のお楽しみとしてニーズには合っています。

<担当者の感想>
【黒崎貴之アナウンサー】
 約4年ぶりの読み聞かせで緊張していましたが、その緊張を解いてくれたのが子どもたちでした。読み聞かせで大切なことは、自分も子どもたちと楽しむことだと思います。少しの表情の変化も見逃さないので、笑顔を絶やさず、楽しむことを心掛けました。元気すぎる子どもたちのオンとオフを切り替えるよう促せるようになることが、次の目標です。
【新海史子アナウンサー】
 声色を変え抑揚をつけるなどして子どもたちの興味をひくよう読んだり、逆に、子どもたちに自由に想像してもらえるよう淡々と読んだり、絵本の読み聞かせは勉強になることがたくさんあります。まだ言葉が発達段階の子どもたちだからこそ、「伝える」ために何が必要なのか考えるいい機会になりました。

<教諭・保育士・子どもたち・参加者の感想>
“楽しい時間をありがとうございました。さすがアナウンサー。滑舌がよく表現力が違いますね。
・毎日読み聞かせを行っていますが、客観的に他の人の読み方やこども達の反応を見ることができてよかったです。園にはない大型絵本もあってありがたかったです。
・男性の読み聞かせは新鮮でした。お父さんが読み聞かせをやってくれているおうちは少ないので、いい機会だったと思います。アナウンサーだけあって、いい声ですね。