北陸放送(令和元年度)

 

北陸放送(令和元年度)
【活動名】MROアナウンサー朗読ライブ
【実施期間】2019年7月~2020年2月
【実施回数】4回

<事業実施の成果・課題>
・若手アナウンサーが講師となることで、「読み聞かせ」技術の鍛錬を自主的に行うことができた。
・県内の一地域に集中することなく、加賀地方・能登地方ともに広く朗読会を行うことで、幅広い地域や年齢の方に絵本の朗読を聞いてもらうことができた。
・朗読した絵本を図書館に寄贈することで、朗読会に参加した子どもたちが、朗読会後も図書館に足を運び、本に親しむきっかけを作った。
・絵本の挿絵をスクリーンに映すことで、耳で聞くだけでなく目で楽しめる朗読会・絵本から離れた場所に座っている子どもでも十分に楽しむことができる朗読会を実現した。
・手遊びや歌などを取り入れることで、子どもの集中力の持続に配慮したプログラム編成を行った。
・地元の民謡を伝えるボランティア団体と協力体制をとることで、地域の伝統や文化の保全に取り組んだ。

<担当者の感想>
 絵本朗読の担当アナウンサーとして一番に感じたことは、「絵本」という短いストーリーから、いかに子どもたちは想像力を働かせ、自由に楽しんでいるかということです。挿絵の隅に描かれたほんの小さなイラストにも子どもたちは反応し、イメージを膨らませて楽しそうに笑います。そこに、読み手が見落としていた新しい発見が何度あったことか、子どもたちの発想にどれほど笑わせてもらったかを考えると、朗読会を通して楽しませてもらったのは、むしろ我々なのではないかとすら思えます。
 アナウンサーという仕事は、「伝えるべき事柄」と「情報の受け取り手」の狭間でのみ存在できる脆弱な存在であるからこそ、真摯に耳を傾けてくれる小さな聞き手たちの姿から得られるものは大きく、特にアナウンスの世界に入ったばかりの新人アナウンサーたちにとって、大きな学びになったのではないかと思います。
 また、今年度は地元ボランティア団体にご協力頂き、民話の朗読に参加させてもらうなど地域の方々に支えて頂くことで、初めて成立し得た朗読会もありました。事前の告知や当日の準備など、沢山の場面でお力添えを頂き、温かく迎え入れてくださったことに、ただ感謝しかありません。来年度も、「MROアナウンサー朗読ライブ」が、より地元の方々と深く結びつき、大きな学びがあり、そして何より多くの方々に楽しんでいただける取り組みとなるよう、努めていきたいと思います。