四国放送(令和元年度)

 

四国放送(令和元年度)
【活動名】四国放送アナウンサーお話会「言葉っておもっしょいゾウ5」
【実施期間】2019年7月~12月
【実施回数】5回

<事業実施の成果・課題>
 授業は、5校すべてが初めて訪問する小学校だったので、わかりやすい構成になっています。アナウンサーの自己紹介→絵本の読み聞かせ→発声練習など→絵本の読み聞かせ→質問コーナーという流れです。絵本は3冊読んでいますが、絵本によっては45分授業の中で3冊を読むと時間的に厳しかったものがあり、今後は絵本選定の際に、読むとどれぐらいの時間が必要なのか検討する必要がありそうです。
 子どもたちの様子ですが、ほとんどの子どもたちがテレビで見たアナウンサーが読み聞かせをしてくれるということで、喜んでくれたようです。アナウンサーにサインを求める子どもたちもいました。最近は、各学校とも保護者による読み聞かせが行われているようですが、喋りのプロのアナウンサーの読み聞かせは一味違うようで、熱心に聞き入ってくれているようでした。また発声練習などは、実際に子どもたちも自分の身体を使って参加できるとあって、一生懸命参加していました。45分間ずっと話を聞くよりも、自分たちも授業に参加してアナウンサーに直接何かを教えてもらうという体験が、非常に大切だと感じます。

<担当者の感想>
【戸田あゆみアナウンサー】
 以前から好きでしていた読み聞かせですが、子どもたちや保護者の反応を間近で感じることができ、いい経験になりました。
 アナウンサーの読み方や話し方を聞いて、楽しんでもらったり違いを見つけたりして、今後の学校生活にも活かしてもらえるとうれしいです。

【大坪奈津子アナウンサー】
 体育館でたくさんの子どもたちが目の前にいる状況で、いつもとは違った緊張感や高揚感がありました。真剣な眼差しでスクリーンに映された絵本を見て聞いてくれてとても嬉しかったですし、元気いっぱいに発声練習をする子どもたちからは、逆にパワーをもらいました。
【福井和美アナウンサー】
 読み聞かせの授業に携わるのを毎回楽しみにしています。
 「この本を子どもたちに楽しんでもらうには、声の質・強弱・間・スピードなど、どう工夫しようか…」という時間。さらに、実際に本を披露した時、子どもたちの反応を直に感じられる時、やりがいを感じます。

<教諭・保育士・子どもたち・参加者の感想>
【教諭】
・学校でも読み聞かせをしているが、普段じっとしていない子どもたちも、アナウンサーが読むと、絵本の世界に引き込まれたようで、集中して聞いていた。またお願いしたい。
【子どもたち】
・絵本に登場した男の子のように、自分もボランティアをしたい。
・絵本を読んでいる時のアナウンサーの表情が内容に合わせて変わるのがすごい。
・アナウンサーが読むとおもしろい。テレビに出ている人に会えてうれしかった。