熊本放送(令和元年度)

 

熊本放送(令和元年度)
【活動名】RKKボーイズ&ガールズお話し会
【実施期間】2019年9月~2020年1月
【実施回数】7回

<事業実施の成果・課題>
・継続して取り組むことで、アナウンサーの朗読の力は確実に高まっている。また、お話し会がRKKの地域貢献活動として、県民に知られる取り組みとなってきた。
・難聴児への読み聞かせでは、聞こえを補助するワイヤレス機器の活用により、しっかりと生の声を届けることができた。また、アナウンサーの朗読に合わせて、絵や文字のスライドを使うことで、難聴児だけでなく全員が、より作品を理解し、楽しめた。読み聞かせの可能性が広がったと感じる。
・盲学校での、生徒の演奏とアナウンサーの朗読のコラボレーションは、お互いに良い経験になった。これからも、子どもたちといっしょに作り上げるお話し会にしていきたい。
・授業時間に合わせて作品を短くする必要があったので、作品の世界を損なわないよう気を付けて行った。朗読後は、予定されている校内ミュージカル発表会の台本を使い、子ども達と一緒に声を出して台詞の練習をした。とても実践的な学びの場になったと思う。

<担当者の感想>
【糸永有希アナウンサー】
・盲学校での、アンサンブル部とのコラボレーションでは、演奏が私たちの朗読を彩ってくれた。本番に向け楽しそうに取り組んでいる姿や、自主性が光る場面を見て、私自身も一層気持ちが入った。
 工夫を凝らして効果音を作ったり、朗読の声を際立たせるために演奏のボリュームを下げたりするなど、一生懸命に取り組んでくれた子どもたちの姿は、頼もしく感動した。この繋がりを大切にしたい。”
【福島絵美アナウンサー】
・学校から、子どもたちに指導してほしいことなど具体的な要望をもらい準備を重ねたことは、わかりやすく教える良い経験になった。また盲学校とのコラボレーションでは、生徒たちが一生懸命練習して臨んでくれて感動した。

<教諭・保育士・子どもたち・参加者の感想>
【教諭】
・お話し会実施まで、多くの時間をさいて臨んでいただき、ありがたく感謝するとともに、伝えることへのアナウンサーの姿勢には、今さらながら感動を覚えた。
・発声発音のトレーニングなど、学校のリクエストにも応えてもらい、貴重な学びの場となった。
【子どもたち】
・音読の仕方や、声の出し方など教えてもらった。学校のみんなが聞きやすい放送にするために、放送委員会にアドバイスをしてくれて、今回のことは忘れません。
・2つの作品で読み方を変えるだけで、感じ方が全く違った。私も二人のようにすてきな読み聞かせができるように頑張りたい。
・アナウンサーの声に合うように、細かいところまで研究して演奏したので、うまくいって良かった。コラボレーションは、とても楽しかった。