南海放送(平成26年度)

南海放送アナウンサーによる読み聞かせ会

【全体概要・目標など】

夏目漱石が松山の愛媛県高等師範学校で教職をとった体験をもとに書いた小説「坊っちゃん」。その原作をもとに南海放送設立当時、菅野清士がラジオ放送用に脚色した”ラジオ小説坊っちゃん”の台本を読み聞かせします。昭和38年「中四国リレー劇場」で放送した当時の台本が残っており、今回はその台本を使っての読み聞かせです。アナウンサーはそれぞれの役柄ごとに衣装も身につけるなどしっかり役作りをしてのぞみました。

【担当者の感想】

昨年と同じ作品の読み聞かせで、各アナウンサーとも前年よりクオリティーを上げようと一所懸命練習してのぞみました。余土小学校からは1年前からオファーをくださり、たいへん恐縮でした。でも私たちの訪問を楽しみにしていてくださっていたことが、学校に伺った瞬間に感じられました。熱心な子どもたちや保護者・教員の方々の様子を見ながらの読み聞かせには、私たち自身刺激を受けました。私たち自身もとても勉強になるいい機会でした。拝志小学校の児童たちも最初は緊張している様子でしたが、しっかりと聞いてくれて感謝しています。本番後には、生徒たちと交流の時間を取ることもでき、放送現場への興味・アピールもできたのではないかと思います。

【担任生徒の感想】*拝志小学校から感想文が届きましたので、一部ご紹介します。

  • 「坊っちゃん」というお話がちゃんと伝わりました。
  • 初めて聞いたお話でしたが、セリフがとてもわかりやすかったし楽しかったです。
  • 私もアナウンサーのような人たちのように音読をしたいです。
  • 気持ちがこもっていて楽しかったです。
  • 坊っちゃんの劇のアナウンサーの声がハッキリとしていたので、さすがプロだなあと思いました、サインもありがとうございました。 など。