中国放送(平成29年度)

【活動名】読み聞かせ事業
【実施期間】平成29年 4月~平成30年 3月 
【実施回数】4回

  • 事業実施の成果・課題
  • どの学校に行っても熱烈な歓迎を受け、学校側から感謝をされるのと同時に、読み聞かせ事業を行っていることを知った方々から学校のイベントとリンクして読み聞かせをしてほしいというリクエストがあったり、学校の先生が朗読の仕方を教えて欲しいなどの要望が出たり、公に募集したものとは違う形で広がりを見せた。
    また現地に行ったアナウンサー自身が読み聞かせをした時のダイレクトな反応に感動している。自分たちで学校サイドと打合せをし、内容を決め、図書館に通って題材を決め、読み聞かせの練習を行い、普段のニュース読みとは違う読み方の発見をするなど派遣したアナウンサーにも大きな影響があった。この事業の意義は大きく、今回実施しさらにその意を強くしたが、多忙なアナウンサーが通常業務の合間に準備をしながら実施することは負担も大きく、回数を増やすのが難しいのが残念。

  • 担当者の感想
  • 読み聞かせだけでなく、発声方法を教えたりする際に改めて自分も勉強するなどいい刺激になった。ただ教えることは難しく、反応や質問も事前に考えていたものとは違う場合も結構あり、うまく指導できないこともあった。
    結構活発な生徒が多く、読み聞かせが始まる前はちゃんと聞いてくれるか心配したが、朗読を始めると集中して聞いてくれ、反応も素直で感激したという声があった。

  • 担任・生徒の感想
  • 一番多かった反応が、先生とアナウンサーとは読み方が違うということ。特に広島ではアクセントが広島弁になっていることもあるので、その違いは歴然としている。さらに先生によっては強弱をつけるなどの読み方の違いも感じた様で、アナウンサーに対し読み方に関する質問なども出た。
    生徒の中にはまず、アナウンサーの声の大きさにびっくりし、早口言葉のスピードに驚き、直接会って感じてもらえることも多かった。読書に対する興味と共にアナウンサーという職業にも関心を持ってもらえた。