其の41 大将のホースセラピー

2009年2月14日(土)(テレビ朝日OA) IBC岩手放送制作

かつての日本を代表する馬産地、岩手。その地でホースセラピーという新たな馬事文化の花を咲かせようと奮闘している人がいます。それが、今回の主人公・渡邉史朗さんです。渡邉さんは、30数年前に盛岡市で焼き鳥店を開業。経営に成功した渡邉さんは、その後、数多くの競走馬を所有する岩手競馬でも有名な馬主になりました。しかし、持ち馬の骨折を見たこと等により馬主をやめると、しばらく馬と無縁の日々を送ります。・・・渡邉さんが心筋梗塞で倒れたのは7年前。病で、生きる力を失いかけていた渡邉さんは、ふと「乗馬を始めてみよう」と思いたちました。馬に癒され、再び前へ進み始めた渡邉さんは、今、滝沢村「馬っこぱーく・いわて」の園長として、自らが体験したホースセラピーの普及に取り組んでいます。番組では渡邉さんと、自立への道を歩もうとする一人の若者の交流を通して、ホースセラピーの魅力に迫ります。



◆馬とのふれあいで人は変わる◆
「馬との触れ合いで人は変わる・・・。かつて競走馬の馬主だった渡邉さんが、そう気付いたのは乗馬を始めてからでした。
◆馬に癒され明日へ踏み出す◆
馬が、病に侵され、生きがいを失いかけていた渡邉さんに、明日へ踏み出す勇気をくれたのです。今、渡邉さんは、ホースセラピーを、一人でも多くに体験してもらうため、奮闘しています。

◆馬と触れ合う人々の笑顔が見たい◆
そんな渡邉さんを支えているのは馬と触れ合う人々の笑顔。確かに・・・渡邉さんは、精神面のホースセラピーの専門家ではありません。しかし、『大将』こと、渡邉史朗さんのホースセラピーは、実際に、多くの人の心を輝かせてきたのです。
◆夢…いつまでも馬と共に・・・◆
いつまでも馬と共に・・・。その思いを胸に、渡邉さんはこれからも『大将のホースセラピー』を続けていきます。
◇ナビゲーター:大塚富夫(IBC岩手放送アナウンサー)◇


◇ディレクター:IBC岩手放送 佐々木 穣◇
NPO法人が単独で運営する「馬っこパーク・いわて」の財源は、主に乗馬のレッスン料や馬の預託金、そして、様々な施設や行楽地などで行う乗馬体験の営業によるものです。※
取材を終え私は、現在の「馬っこパーク」は園長の渡邉史朗さん無くしては、運営が成り立たないのでは・・・という感想を持ちました。今、渡邉さんは飲食店経営で培った実業家としてのノウハウを最大限に活かし、何とか施設を存続させるべく奮闘しています。運営責任者としてのリーダーシップ、冷静かつ大胆な経営者の顔。それらは、番組中でお伝えできなかった渡邉さんの魅力です。
後継者ができたら、自分はゆっくり馬に乗りたい・・・。そう語ってくれた渡邉さんの思いは、いつ実現するのでしょうか。
私は、これからも渡邉さんと、「馬っこパーク」を見つめていきたいと思います。
(※ 番組で紹介したホースセラピーキャラバンはボランティア活動)

 

馬っこパーク・いわて (NPO法人 乗馬とアニマルセラピーを考える会)
〒020-0173 岩手県岩手郡滝沢村字砂込389-18
TEL:019-688-5290 FAX:019-688-7262
E-mail:umakko@aroma.ocn.ne.jp

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