其の47 誰にも負けない相撲愛~彼女の夢は日本一~

2009年5月16日(土)(テレビ朝日OA) 中国放送制作

広島県東広島市の進学校に通う女子高生、平田 百さん(17歳)。女子相撲日本一を目指しています。入学当時、廃部の危機にあった相撲部に「敵は全て倒します」と豪語し、入部しました。しかし、半年後の全日本大会では、あっさり1回戦で敗れ、相撲の難しさを痛感しました。その後、先輩部員の引退や、相撲の魅力を教えてくれた恩師が学校を去りましたが、女子相撲日本一を諦める事はありませんでした。2年生になり後輩の男子と女子マネージャーが入部し、部員は3人に増えました。しかし、家で唯一の相談相手だった姉が県外へ進学。クラスも難関大学を目指すコースに変わり、勉強もおろそかにできない状況となりました。2度目の全日本大会では敗れたものの日本一経験者を苦しめました。3年生になる今年は大学受験が待ち受けます。負けても負けても夢を捨てず、女子相撲の頂点を目指す、平田さんの3年間の成長を追いました。



◇ディレクター:中国放送 岡茂幸男◇
女子相撲日本一を目指す平田 百さんの取材を始めてから3年目になりました。取材テープも100本の大台に達しました。相撲の方も成長している平田さんですが、体格の方も・・・。取材の度に聞く質問は体重の話、普通の女の子なら秘密にするところですが、平田さんは隠すことなく言ってくれます。たくましささえ感じます。中量級(65キロ未満)の選手として、リミットぎりぎりまであったほうが有利です。そして中量級は一番選手層が厚い階級です。日本一になるためには番組に登場した2008年全日本選手権優勝者の岩井さんや多くの強豪選手を倒さないといけません。大学進学を目指す平田さんにとって相撲だけに時間がさけないのが現状ですが、決してあきらめないのが平田さん。高校生活最後の年、日本一になる姿を夢見て私も取材を続けていきたいと思っています。




女子相撲日本一を目指している平田 百さん。相撲と出会ったのは2年前でした。
◆負けた悔しさがバネになる◆
入部はしたものの、3年生が卒業して一人ぼっちとなりました。そんな逆境にも立ち向かい、たくましさも増しました。
◆夢を語れば支える輪も広がる◆
平田さんを取り巻く多くの人たちが練習相手になったり、相談に乗ったりと支えてくれました。平田さんの相撲へのひたむきさがつながりの輪を広げたのです。
◆夢の達成に近道なし◆
平田さんは負けても下を向くことはありませんでした。弱点を克服し、もっと強くなりたいと上を見続けます。
◆夢がかなうまであきらめない◆
それは日本一になりたいという夢をかなえるためです。「絶対にあきらめない」が平田さんのモットーです。

近畿大学附属東広島高校 TEL:082-434-7111
〒739-2116 広島県東広島市高屋うめの辺2番

相撲・至誠会 代表:西原清廉
〒725-0025 広島県竹原市塩町

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