其の121  福井発 輝け!小さなヒーローたち~学びは遊びから始まった~

2011年1月15日(土)(テレビ朝日OA)  福井放送制作

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福井市郊外にある岡保保育園。「自然と関わる遊びが子どもの生きる力を育てる」がモットーで、園庭の子ども達は、土、水、木などの自然の素材で遊んでいます。できるだけ子どもに任せる子ども主体の保育で、保育士は指示を出したり、遊びを誘導したりはしません。2009年の秋、園長の斉藤準子さん(52歳)は、地域にある里山で保育を始めました。里山は遊びやすいように下草を刈っただけで、自然をそのまま残しています。大きな倒木や急な斜面、さらには子どもをワクワクさせるサワガニ、カエルなどの生き物たち!遊具は何ひとつない山の中で、子ども達は自分で考え、仲間と知恵を出し合い、共感し合って遊ぶ喜びを知っていきます。保育士は、たとえ泥だらけになっても好奇心のまま遊ぶことが、「意欲」を育てると考えています。里山保育が始まって1年、初めはとまどっていた子も自分から積極的に遊べるようになってきたのです。
時にケンカになっても、よけいな手出しや口出しをせず、子どもの力を信じてじっと待つ斉藤園長。子どもの生きる力やコミュニケーション力が弱くなっていると言われる今、一人ひとりが自信と輝きを持ってたくましく成長していく姿を追いました。


◆指示を待つのではなく 自分で動き出す力が 生きていく力になる

◆思いやりや仲直りの仕方が身につく …ケンカは大事な経験

◆自然と関わる遊びは 子どもの意欲を育てる



◇ディレクター:岩本 千尋◇
今回、取材させていただいた岡保保育園とのおつきあいが始まったのは、7~8年前のこと。私が担当する家庭教育番組で「自然との遊び」をテーマに撮影させてもらったのです。子どもたち同士で、水・土・石といった自然の素材を使ってダムを作ったり、滝を作ったりする姿を見て、遊び方が決まっている既成のおもちゃではこれほど頭を使って遊べないな、と感心したものです。私が子どもだった頃に比べると、今は、いろんな年齢の子が集まって外で遊ぶ機会が格段に減ってきていると思います。わが子を見てもそう。習い事はあるし、宿題はいっぱいあるし、外で野放しにするのはこのご時世、ちょっと危険だし。自然の中で遊んでほしいと思っても、理想の環境がないのも事実。そんな今、私たち大人が意識して、子どもに「自然」と「群れて遊べる」場を作っていかなくてはいけないのかもしれません。
そして、私が尊敬するのはこの保育園の保育士さんたち!優しくて明るくって、子どものことがすごくかわいくて。でも、子どもを一人の人間として尊重していて、決して甘やかさない。3人の子を持つ親として、保育士さんたちの姿勢から学ぶものはとても多かったのです。ステキな保育士さんと個性派ぞろいのヒーロー&ヒロインたち。一年間、本当にありがとうございました!

◆お問合せ先など◆

【住所】福井県坂井市河水町18-10
【電話】0776-54-5825
【FAX】0776-54-6425
【E-Mail】okabo-ho@kore.mitene.or.jp

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