#66 美味しく学ぶ 足立区の給食革命

2012年9月23日(日)(テレビ朝日 放送) テレビ朝日制作                           協力 文部科学省

学びEye!今回は東京で大人気の、とある料理レシピをご紹介します。
近頃大きく話題になったレシピと言えば、有名企業の社員食堂が記憶に新しいところ。
しかし今度は、意外な場所から発信されたレシピが大ブレイク中!
特徴は”とにかく美味しい””安くできる””栄養バランスが完璧””塩分控えめ””適度なカロリー”などいいことだらけの優秀レシピ。その発信元は…「学校給食」の献立なんです!

「日本一おいしい給食」を目指す取り組みが行われている、東京・足立区の小中学校。各校に配属された学校栄養士さんたちが知恵を凝らして生み出すレシピの数々は、「本当にこれが学校給食なの?」と驚くようなものばかり。特製トマトソースがかかったジャンバラヤに、スパイシーなタンドリーチキンと野菜たっぷりのスープ、ビビンバ丼…。
どれも昔の給食のイメージを覆すようなメニューでしょう?

子供の健康を考え、食生活の基盤を作るために考案されたレシピは、塩分の量やカロリー、栄養素の摂取基準などが細かく決められています。そのルールをきっちり守った上で、子供たちが”おいしい”と残さず食べるように工夫されたレシピ、だから美味しいんです!
学校の数だけある様々な調理法は、インターネットや本で公開され、自宅で実践する人が急増中。足立区役所にはそんなメニューを食べることが出来るレストランもあって、こちらも人気です。
今回は、そんな優秀なレシピを沢山ご紹介します。家庭でも、すぐに取り入れることが出来る情報が満載!!ちょっとした工夫で、家庭の食卓が変わります!


◇ディレクター:市村奈穂(テレビ朝日映像)◇

足立区の小中学校の給食は美味しいらしい…。東京では以前から話題になっていました。
たかが給食、と思うなかれ。学校給食に「ジャンバラヤ」や「天然だしのおみそ汁」、「ハタハタのからあげ」が出るんです!しかも、食器は陶器…。
私の小中学校時代は、使い古したアルマイトの食器。ソフト麺やクジラの立田揚げ、いつも同じようなメニューで、給食が美味しかったという思い出はありません。
番組の会議や取材現場でも「あの頃はさぁ~」と、世代によって少しずつ違った給食の思い出がたくさんありました。日本人の心に深く刻みこまれている「給食」は、時代背景を反映しながら変化を遂げてきました。
食の多様化が進む中、東京・足立区で立ち上がった「日本一おいしい給食」を目指すプロジェクト。栄養バランスやカロリーなどが緻密に計算され、減塩や野菜を多く摂るよう考えられた献立が、足立区の小中学校で実践されています。学校栄養士さんが知恵と工夫を凝らし、決まった給食費の中でやりくりしながら生み出す献立の数々、最大の魅力は「おいしい」こと。栄養バランスの良い食事を子供に残さず食べてもらうには、美味しくなくては、意味がありません。そんな給食を作るまでには、献立を考える人、調理する人、食材を提供する人と実に沢山の人々の深い愛情が詰まっていました。
今回、番組でご紹介したのは足立区の学校給食のほんの一部。興味を持たれた方は足立区のホームページをのぞいてみて下さい。いろんな給食レシピが紹介されていますよ!

◆番組でご紹介した情報◆

■足立区役所14階 レストラン・ピガール
【住所】 足立区中央本町1-17-1 足立区役所内 南館14階
【電話】03-3880-5533
【営業時間】 11時~21時
【定休日】 第二土曜、第二日曜日
   ※月替わり、平日のみ30食限定で、足立区の学校給食メニュー「おいしい給食(550円)」を出しています。
今回紹介した「タンドリーチキン」は7月メニューの為、終了。9月は「きのこのトマトソーススパゲティ」です。

■足立区役所 「おいしい給食」 HP
(足立区の小中学校の給食レシピを紹介)
【HP】ホームページ

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