#41 マグロに恋した女子高生 ~フィッシュガールの挑戦~

2016年2月7日(日)(テレビ朝日放送) 南海放送制作  協力 文部科学省/独立行政法人 中小企業基盤整備機構

chikara41-4.jpg重さ50キロを超えるクロマグロを解体するのは、
なんと女子高校生だった!

愛媛県立宇和島水産高等学校の女子生徒で結成された「フィッシュガール」は、全国でも指折りの生産量を誇る愛媛産の養殖魚をPRしようと4年前に誕生しました。現在のメンバーは8名。主な活動は、近年注目を集める「養殖クロマグロ」の解体ショーです。

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1991年に生産額1000億円を超えていた愛媛の養殖業。しかし消費の低迷や餌代の高騰、後継者不足などが重なり、その額は最盛期の50%程度にまで落ち込みました。そこで11年前に導入されたのがクロマグロの養殖。潮流が早く酸素が豊富な海域で育てられる愛媛産の養殖マグロは、トロと赤身のバランスがよく味もよいと評判は上々。そんな地元の新たな特産品を売り込もうと誕生したのがフィッシュガールなのです。

chikara41-3.jpgマグロをさばく解体役と、進行や説明を行う解説役で行われる、フィッシュガールの解体ショー。女子高校生とは思えない豪快な包丁さばきと爽やかな解説は徐々に評判となり、今では東京や大阪、北海道でも解体ショーを行うようになりました。

そんなフィッシュガールに、県産品の販路拡大を狙う愛媛県から大きな依頼が舞い込みました。その内容はシンガポールで開催される日本食見本市での解体ショー。番組では、フィッシュガールにとって初めてとなる海外での解体ショーに密着。地元の産業を盛り上げようと奮闘する、ひたむきな女子高校生たちの姿を紹介します。

編集後記

ディレクター:三本 靖二(南海放送)

取材を終えてしばらくたった頃、フィッシュガールの濱田さんは1泊2日の“関東マグロ解体ツアー”に出かけ、二日で5本のマグロを解体したそうです。
そして今年3月には、彼女たちにとって2回目となる海外での解体ショーが決定しました。舞台はマレーシア。しかも今回は県知事に同行しての解体ショーです。フィッシュガールの活躍の場は、今後ますますに増えそうです。

マグロ養殖業を営む福島さんによると、フィッシュガールが活動を始めて以来、愛媛産養殖マグロの売り上げは上昇を続けているとのこと。
時々ちょっと頼りなく見えることもありますが、宇和島、そして愛媛の養殖業の未来は、フィッシュガールが握っている…のかもしれません。

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