#95 POPに命を吹き込め!~八ヶ岳のスーパー奮闘日記~

2017年7月9日(日)(テレビ朝日 放送) 山梨放送制作  協力 文部科学省/独立行政法人 中小企業基盤整備機構

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八ヶ岳の麓にあるスーパーマーケット「ひまわり市場」。一見して普通のスーパーマーケットです。しかし店内に入ると目に飛び込んでくるのは「商品POP」。POPとは商品名や値段、産地などが記されているものがほとんどですが、ひまわり市場のPOPは「キャッチコピー、コメント、文章」に思わず引き込まれてしまいます。

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このPOPを作っているのが那波秀和社長。
しかし、ただ面白おかしく作っているだけではなく、「生産者にはいいもの作ってくれる人が多く、そんな作り手の想いを代弁したい」と思い作り始めました。
一方、POPで紹介された生産者の中には「いいものを届けたいという思いが強くなった」と社長の取り組みを評価しており、より密接な関係を築き上げています。さらにPOPを作り続けた結果、地元のみならず全国から注目を集め、店の売り上げも伸び続けています。

大型スーパーの存在で、地方の中小スーパーは閉鎖を余儀なくされている昨今、ひまわり市場は、なぜ支持を集めているのか。一人の男の生き方、考え方に迫ります。

編集後記

ディレクター:穀田慎也(山梨放送)

このお店を訪ねる度に思うことがあります…。
「それは『ワクワク』しながら店内は入ることができる」ということです。

―きょうはどんなPOPがあるのか?―
―あの商品は、何か面白いことが書かれているか?―
―店内をぶらぶらしながら、POPを見ているだけで楽しい―

そんな中、買う予定もなかったものをついつい買ってしまう…。一方で店内を見渡すと、数千の商品がところ狭しと並び、その一つひとつには生産者などの熱い想いが詰まっているということを、今回のロケを通じて改めて考えさせられました。

売り上げに貢献しているPOPの魅力、奥深さ、そして那波社長の想いに心打たれた一方、それに負けないぐらい、素敵なものがひまわり市場にはあります。それはお店の雰囲気です。ひまわり市場の従業員はよく働きます。しかも仕事を楽しんでいるかのように笑顔で…。

山梨だけではなく全国から注目を集める「ひまわり市場」。POPに注目した企画ではありましたが、那波社長、そして従業員の皆さんの笑顔がとても印象に残ったロケでもありました。消費者の支持を集めている要因の一つ…、そんなサービスでもあるようです。

番組情報

◆ひまわり市場
【住 所】〒409-1502 山梨県北杜市大泉町谷戸2008
【電 話】0551-38-4744
【H P】http://himawari-ichiba.com/

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