#105 僕らのシルクロード ~機屋兄弟奮闘記~

2017年9月24日(日)(テレビ朝日 放送) 新潟放送制作  協力 文部科学省/独立行政法人 中小企業基盤整備機構

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ニットの生産高日本一として知られる新潟県五泉市。しかし、実は他にも日本の着物文化を支えてきた地場産業がありました。江戸時代から続く絹織物産地で、とりわけ、お坊さんの袈裟や高級着物に使われる絹織物を生産してきました。ただし、それは、染が施される前の白生地。日本三大白生地産地の一つにも数えられていますが、なかなか表に産地が出てこないのが実情です。

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番組の主人公は、老舗絹織物工場「横正(よこしょう)機業場」の五代目社長・横野恒明さんと弟の
弘征さん。

まるで双子のように仲良しで、笑顔がチャーミングな兄弟ですが、五泉の絹織物を未来に紡ぎたい!という思いは力強く、熱く活動を続けています。

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絹の新しい販路を開拓しようと、和装から洋装へとと可能性を追求。さらに、全国の染色業者とタッグを組んで「絽紗」という自社ストールブランドを立ち上げました。全国で高い評価を受けるまでに成長しましたが、今も進化を続けています。
また、地場の他産業とのコラボも模索中。ストールに秘められた地場産業の底力と、兄弟の奮闘ぶりをお伝えします!

編集後記

ディレクター:丸山 緑(新潟放送)

番組の主人公は、まるで双子のように仲良しで、笑顔がチャーミングな兄弟です。絹織物を未来に紡ぎたい!という思いは力強く、熱く活動を続けています。和装シルクから洋装シルクへ。絹の新しい販路を生み出すべく、「絽紗」という自社ストールブランドを立ち上げました。本当に肌触りが気持ちよく、シンプルな服も、さらっと羽織るだけでパーティー仕様になります。そんな羽織るジュエリーともいえる絽紗が生まれたのも、地場産業の確かな技術があればこそでした。

この番組を見て、絽紗の魅力がより多くの人に伝わると嬉しいです。新潟にはあまり知られていない地域の宝がたくさんあること、地元の局としてそれを伝えるお手伝いをすることの重要さをあらためて実感しました。そしてなにより、横野兄弟のひたむきな姿勢と地域愛の強さに勇気をもらいました。五泉シルクを未来に繋げたいという挑戦は、まだ始まったばかりです。これからも継続取材していきたいです。

番組情報

◆絽紗ホームページ http://rosha.jp/

※絽紗取扱い 日本橋三越本店 本館1階 婦人雑貨
【住 所】〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1

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