#118 水と米に生きる ~滋賀・若手コメ農家の挑戦

2018年1月6日(土)(テレビ朝日 放送) 朝日放送制作  協力 文部科学省/独立行政法人 中小企業基盤整備機構

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「人気沸騰のお米をつくる、若きコメ農家の物語」
近畿有数の米どころ、滋賀県高島市。石津大輔さん(36)は、農薬を使用しない”有機栽培”で米を作る農家で、コシヒカリやミルキークイーン、もち米などを作っています。ネット販売の口コミで評判が広がり、毎年、作った米は予約でほぼ完売。

石津さんが営む「針江のんきぃふぁーむ」は、米の生産だけでなく、販売・加工も手がけていて、古代米や手作りのもちも人気商品です。

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もともと、ファッションの道を志し、大阪で古着屋を開いた彼が、コメ農家に転身した理由とは。コメ農家として、彼が一番大事に思うこととは。湧き水豊かな高島・針江地区で、土を耕し、水と向き合う、若きコメ農家の物語です。

編集後記

ディレクター:寺尾光洋(朝日放送)

今回取材した田んぼを初めて見たのは、8月上旬。青々とした稲と、澄んだ水がとても印象的でした。

それよりも印象的だったのは、農家・石津大輔さん。髪を束ね、アップルウォッチを身につけて颯爽と田んぼに向かう姿は、いわゆる“農家らしくない”のですが、さまざまな面で厳しい農業を、軽やかに、しなやかに、熱く営んでいるのを見て、“カッコイイ”と率直に感じました。

有機栽培は、雑草対策など手間がかかりますが、環境に優しく、おいしい米作りを目指す石津さんが、一番こだわっているところ。高島・針江地区は湧き水が豊かな地域で、いたるところを川が流れ、どれもが澄み渡っています。地元の環境を守ることは、農業を続けるためにも必要なことです。

取材で高島を訪れるたびに、美しい景色に迎えられ、石津家のあたたかい歓迎を受けました。いただいた新米ごはんは、ほんとうに美味しかった!収穫量に1年の収入が大きく左右される、農業の厳しさも垣間見ました。できることなら、1年を通して米作りを見てみたかったと思います。

12月、滋賀・高島に雪が積もったと、取材したコメ農家の石津大輔さんから連絡がありました。春まで田んぼは雪の中。美しい高島の風景にふれるために、とびきり美味しいお米に出会うために、再び高島を訪れたいと思っています。

番組情報

◆針江のんきぃふぁーむ
【住 所】滋賀県高島市新旭町針江417-1
【電 話】0740-20-5067
【FAX】0740-25-3970
【H P】http://nonkifarm.com/

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