#136 鳥取オヤジ奮闘記 ~井戸端会議をもういちど!!~

2018年6月30日(土)(テレビ朝日 放送) 山陰放送制作 協力/文部科学省 総務省 独立行政法人 中小企業基盤整備機構

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主人公の福井恒美さん(60)は鳥取県倉吉市で荷台付き自転車による移動販売「くらよしカーゴマルシェ」を行っています。
高齢化率の高い市内2地区で週に2回、新鮮な野菜や果物などを住民に届ける取り組みで、高齢者や体が不自由な人の買い物支援を通じて、地域コミュニティーを活性化させることが目的です。

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しかし、取り組みを始めたおよそ2か月後まちを震度6弱の地震が襲います。地震発生後、福井さんは利用者のお年寄りの安否確認に奔走したといいます。
この取り組みが災害時に地域のつながりで互いに支え合う「共助」を推進する活動として多方面から注目を集めていています。

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そのほかにも移住者支援のための市民大学を開いたり、復興を支援するボランティア団体と連携、今年から中山間地域の活性化にも取り組み始めた福井さんはこう語ります。「お金じゃ買えないものがあるだろう。それを広め、子どもたちの世代につなげていきたい」
井戸端会議の復活を目指し、頼れる「まちのオヤジ」として奮闘する男性の姿を追いました。

編集後記

ディレクター:齊尾 和之(山陰放送)

番組の主人公となる福井恒美さんとの出会いはニュースの企画取材。鳥取県中部地震の発生から半年が経ち、継続的に取材できる対象を探しているときのことでした。買い物支援を通じて地域を見守る福井さん、さまざまな出会いをきっかけにふれあいの輪をどんどん広げていきます。

「震災からの復興」「地域おこし」と、ある意味ありふれたテーマでしたが、近所のおばちゃんたちや復興支援隊の柿本さん、小椋少年と個性豊かな面々が登場して番組を盛り上げてくれました。還暦過ぎてなおパワフルな福井さんと仲間たちの姿を見て、地域で支え合うことの大切さについて改めて考え、何かアクションを起こすきっかけになれば幸いです。

番組情報

◆「くらよしカーゴマルシェ」運営団体 リアルマック
【H P】https://realmac.jimdo.com/

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