#285 発進!ト楽ター ~農業の未来を拓け~

2021年11月27日(土)(テレビ朝日 放送) 北海道放送制作 協力/文部科学省 総務省 中小機構 JAグループ

 池井戸 潤さんの人気小説「下町ロケット ヤタガラス」。

日本の農業を救うために立ち上がった、熱き男たちの奮闘を描いた作品です。モデルになった人物が、この番組の主人公、北海道大学の野口伸(のぐち・のぼる)教授 60歳。ロボットトラクタ―開発のパイオニアとして世界をリードしています。

「農業っておもしろそうだな…そういう環境を作りたい」…
野口さんは語ります。

人のかわりにロボットトラクターが畑を耕し、作物を収穫する。夢のような世界は、野口さんによって現実となりました。高齢化や人手不足…危機的状況にある日本の農業を改革する。そして若者にとって、農業をもっと魅力的なモノにしたい…。

番組では、世界初の実験にも密着。舞台は札幌市と岩見沢市。およそ37キロ離れた2つの町、3か所の畑で走行するロボットトラクタ―を遠隔で操作するというもの。実は、ロボットトラクタ―は既にメーカーから販売されています。しかし、安全面から人が近くで監視する必要があるため、本当の意味の自動走行とはいえません。

そこで野口さんは、離れた監視室から4台のトラクターの遠隔操作に挑戦。地元の生産者はもちろん、総務省の関係者なども注目する実験の結果は…。

AI(人工知能)やロボットを活用する「スマート農業」。JAいわみざわの協力のもと、野口さんは様々な実験を行っています。「好きだからやれる。楽しい」…スマート農業が一般的ではなかった30年前から研究を継続…支えてきたのは妻の恭子さん。「夫は夜中も仕事をしています。寝て、起きて、また仕事。ずっと仕事ばかり…」。恭子さんは、温かい笑顔で野口さんを見守っています。

来年秋、北海道大学に専門の研究施設が誕生します。研究者や企業だけでなく、一般の人もロボットトラクタ―を見学したり、スマート農業と触れ合うことができる施設です。

日本の食料供給基地=北海道から発信する野口さんの農業革命は、これからも続きます。

 

 

編集後記

ディレクター:竹馬 悠(HBCフレックス)

「結果的に自分に向いていたね」ロボットトラクタ―研究を30年続けてきた野口 伸(のぐち・のぼる)さんの言葉です。
「スマート農業」という言葉が無かった時代から歩んできた研究の道。没頭してきた野口さんだからこそ言えるコメントなのかもしれません。
「野口教授は、生きているスピードが速いので」…野口さんの教え子のコメントは秀逸でした。何かを成し遂げる人にとって1日は24時間では足りないのか。

番組の見どころは、野口さんの表情の変化です。研究や実験の最中の鬼気迫る顔。そして、自宅に戻った後の“仏の顔”…。見事なオン・オフの切り替えにも注目です。

番組情報

北海道大学 農学研究院 ビークルロボティクス研究室
【HP】https://vebots.bpe.agr.hokudai.ac.jp/
【電話】011-706-3883

JAいわみざわ農業協同組合
【HP】http://www.ja-iwamizawa.or.jp/
【電話】0126-25-2211

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