#288 生きがい交差点 ~人と人が織りなす「まちの駅」~

2021年12月18日(土)(テレビ朝日 放送) 福島テレビ制作 協力/文部科学省 総務省 中小機構 JAグループ

伊達市梁川町は、豊かな自然に囲まれ、野菜や果物の栽培が盛ん。養蚕業で栄え、昭和の時代は商店が立ち並び人や車でにぎわっていました。一方で阿武隈川や広瀬川など水に恵まれたこの地域は、水害とのたたかいの歴史も。令和元年東日本台風でも大きな被害をうけました。そして、全国の地方都市が抱える人口減少や高齢化問題はこの地にもあります。

そんな梁川町の中心部に2018年にオープンしたのが「まちの駅やながわ」。新鮮な野菜や果物が並びますが、ここの一番の売りは、スタッフの作り出すアットホームな雰囲気。お客さんやスタッフ、生産者同士、自然と会話が生まれる場所だといいます。

「まちの駅やながわ」の駅長は、2021年4月に就任した佐藤芳明さん(66)。2代目となる佐藤駅長は、生まれも育ちも旧梁川町。旧梁川町役場に40年以上勤めました。しかし駅長に就任した当初は、コロナ渦で何もできない日々。町がにぎわうイベントができない…そのもどかしさのなか、初代駅長・八巻克男さん(74)の地域のために活動する姿を見てきた佐藤さんは、自分にも出来ることがあるはずと考え動きます。佐藤駅長が積み重ねてきた人とのつながりを通して、あるイベントが開催されました。

「まちの駅やながわ」は町の中心にあります。生産者はもちろん、スタッフ、お客さん、様々な人にとって「ここがどんな場所なのか」…生産者の目線、お客さんの目線、駅長の目線で描きます。

 

 

編集後記

ディレクター:森合岳(福島テレビ)

「道の駅」とはどこか雰囲気が違う、アットホームな雰囲気だな…「まちの駅やながわ」に、2019年の夏に初めて訪問した時の第一印象です。

その1か月後、伊達市梁川町は令和元年東日本台風で水害に襲われました。あの「まちの駅」なら、必ず地域のために動いているはずとカメラを持って向かいました。すると、自ら被災しながらも地域の災害復旧の拠点になっていました。そして営業再開。取材に伺うたびに、初代駅長の八巻さんにお世話になっていました。

2021年夏、2代目の駅長佐藤芳明さんとは今回の取材で出会いました。佐藤さんとより色々な話ができるようになったのは「コーヒータイム」があったからかなと思います。朝から撮影している我々スタッフに、毎回のように2時間ぐらいしたら「コーヒー飲むかい?」と声をかけて頂き、撮影とは関係なくコーヒーを飲みながら一緒に話をしていました。そのうちに本音を聞かせてくれるように!「まちの駅やながわ」のコーヒーは「高級な!」とか「豆にこだわった」!とか特別なものではなく機械から出てくる一般的なもの。でも一緒に話しながら飲むコーヒーは格別においしかったです。

まちの駅やながわよくよく考えてみると「まちの駅やながわ」に来る人たちはみんなコーヒーを飲みながら談笑していました。普通のコーヒーでも談笑しながら飲むと味は格段においしく感じられます。

お客さんの撮影は来たとこ勝負、カメラマンがあいさつをしながら撮影しダメと言われたらそれ以上は撮影しないと言う形の方法でした。ただ伊達市梁川町の方は気さくでダメと言う人はほとんどいませんでした。その結果が、今回のように自然の会話を多く取り入れられた作品になった要因かなと思います。

番組情報

まちの駅やながわ
【問い合わせ先】電話 024-573-7235

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