#456 バスケットボールがくれた未来 ~障がいと生きる私の一歩~

2025年12月20日(土) 05:20~05:50 (テレビ朝日 放送) 山口放送制作 協力/文部科学省 総務省 中小機構 JAグループ

山口県光市で暮らす奥原彩花(おくはら・あやか)さん。笑顔がすてきな20歳の女性です。推しのアイドルの曲を聞くこと、飼い猫と遊ぶことが大好き。自宅の隣町にある包装資材を作る会社で、清掃の仕事をしています。

彩花さんには軽度の知的障がいがあります。情報量の多い複雑な会話を理解することや数字の計算が苦手。自分の思いを言葉にして伝えることも、得意ではありません。知的障がいがわかったのは小学校に入学してすぐのこと。先生や友達との
会話についていけず、学校に通えなくなった時期もありました。

そんなとき出会ったのがバスケットボール。言葉でのコミュ二ケーションが苦手な彩花さんにとって、バスケットボールは体全体で思いを表現できる大切な手段でした。

練習中、一度聞いただけでは監督のアドバイスを理解できないことも。新しい戦術を覚えることも苦手。そんなときは自分が納得できるまで、とことん質問します。自宅に帰ってからは練習での気づきを「バスケノート」にまとめます。“繰り返し読むことができて、頭の整理にもなるから”…。苦手なことと正面から向き合いながら、自分なりのペースで、一歩一歩、前に進んできました。

バスケットボール以外の場所でも一歩を踏み出したい彩花さん。職場の上司たちの提案で、ある仕事に挑戦することに。

バスケットボールと出会い、家族や仲間に支えられ、自分らしく歩んできた彩花さん。そんな彩花さんが見つけた夢とは…。

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