#462 俺、すいかばか ~家族が支える頑固オヤジ~

2026年02月14日(土) 05:20~05:50 (テレビ朝日 放送) 山梨放送制作 協力/文部科学省 総務省 中小機構 JAグループ

お決まりの時間と曲に合わせて、すいかをお届け。自らを“すいかばか”と名乗る小林栄一さん(59)。妻と3人の子を持つ頑固オヤジです。収穫量全国最下位(令和4年産 野菜生産出荷統計:農林水産省調査)の山梨県で、独自に交配を研究し開発したすいかは13種類にも。味も食感も全て異なる13種類が誕生したきっかけは、お客さんの声。銀座にあるクラブのママから「私が明け方、寝る前に食べるすいかが欲しい」と言われて生まれた早朝すいか“夜明けのセレブ”をはじめ、冷蔵庫にすっと入りやすい楕円型の夜すいか、“戦水甘(せんすいかん)ゼブラ”など名前もユニーク。それぞれ食べるシチュエーションをイメージした時間まで設定されています。「面白そうなすいかだから買ってきてみんなで食べよう、すいかを買うきっかけになれば…」と話す小林さん。「すいかの魅力は、真ん中から切った時にみんなの声がわぁ~っとそろう瞬間。今は核家族が増え、すいかを食べたければカットしてあるすいかを買ってきて食べる。それで本当にいいのか」と問いかけます。

しかし、産地でもない山梨。すいかで生計を立てることは容易ではありません。ブランド力もない1軒の農家が得られるすいかの収入は、厳しいものでした。加えて、異常気象が招く予期せぬアクシデント。積み重なった借金は1000万…。一方、妻のひとみさん(62)は、畑作業など全くやったことのなかった農業未経験者。それでも、夫の意思を尊重し何とか家計をやりくりしながらすいか作りに奮闘。ぶつかり合いながらも夫を支えます。

毎年、収穫期の7月になると夫婦で営む“すいかばか”の直売所がオープン。こだわりは、じっくりと時間をかけてお客さんと会話をする手売り。記憶に残るすいかにしてもらいたいと食べ方の演出まで行います。そんなすいかばかの店には、2025年夏、過去最多の2500人が来店。しかし、店のにぎわいとは反対に、すいかばかには悩みがありました。家族の思い出を作ってもらいたいため作ってきたすいかなのに、自分の家族にすいかの思い出を作ってあげられていない…。夫婦ですいかを作り続けて24年。2025年秋、妻・ひとみさんの故郷である青森へ帰省することを決意。結婚以来、夫婦で帰ることはなかったという青森。手土産に持って行ったのは、この日のために残しておいたすいか。ひとみさんの母(85)と家族3人で食べるすいかの味…。すいかに全てをささげる夫婦の日常を見つめます。

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