#2 春爛漫の瀬戸内を味わう 後編 笑顔を届ける鯛料理に学ぶ

2013年4月21日(日)(テレビ朝日 放送) 山口放送 制作 協力 文部科学省

激しい潮の流れが渦になります。日本三大潮流の一つ、大畠瀬戸。美しい桜色の鯛の一本釣りが盛んな漁場です。柳井市大畠は「鯛の町」。潮の早い瀬戸で育った鯛は、身が締まった絶品です。郷土料理は、丸々一匹豪快に使った「鯛めし」。鯛の身と味噌を合わせた「鯛味噌」は、各家庭に伝わる母の味です。そんな大畠で町の特産品として誕生した「鯛寿司」を作る「うずしお母さん」。一人暮らしのお年寄りが多くなった地域では移動販売もしています。1つでも多くの鯛寿司を売るのではなく、1人でも多くのお年寄りの暮らしを支え、町を元気づけることがうずしお母さんの移動販売です。笑顔の花咲く鯛の町・大畠の春を見つめました。


編集後記

ディレクター:青木 伸憲(KRYプロモーション)

「かつてこの町には漁師がたくさんいて、港はいつも賑わっていた。」
「今は高齢者、特に一人暮らしのお年寄りが増えてきた。町に活気がなくなってきた。」町を歩けば、後継者不足、過疎高齢化に悩む話をよく耳にします。そんな町に誕生したのが『うずしお母さんの鯛寿司』でした。町の活性化にひと役買っていると聞きました。
鯛寿司を作る加工場、販売するお店を構えることで町に雇用が生まれました。うずしお母さんの店に魚を卸す漁師もいます。移動販売で町を回ると、お年寄りが家から外に出て来て楽しくおしゃべりをします。町に賑わいが生まれました。うずしお母さんの鯛寿司が今、地域の希望となっています。
鯛の町の今を見つめると、そこにはたくさんの笑顔がありました。

番組情報

  • 大畠漁協

    電話:0820-45-2321

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    企業組合うずしお母さんの店加工部

    電話:0820-45-3353

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