#75 美味!宮崎産キャビア~ふるさとに新名物を!~

2014年12月21日(日)(テレビ朝日 放送) 宮崎放送制作  協力 文部科学省

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九州の南部、宮崎県。実に意外なものが生産量日本一になっています。それは、キャビア。

宮崎県は31年前からチョウザメの研究を進めており、現在は日本一のチョウザメ養殖産地となっています。そして、去年11月、宮崎産のキャビアを発売しました。独自の製造法を用いた本格熟成キャビア。その味は評判をよび、瞬く間に完売するほどの人気を集めています。

shokukikou75-5.jpgそのキャビアの本格的な発売を機に、県や養殖業者は、欧州で「ロイヤルフィッシュ」と呼ばれ、高級食材として珍重されているチョウザメの魚肉を料理に活用。
官民一体となって様々な取り組みを行っています。
その活動は、まだまだ浸透しているとまでは言えませんが、地元の宮崎をはじめ、福岡や東京の飲食店でも宮崎産のチョウザメ料理が提供されるようになりました。

 

shokukikou75-1.jpg宮崎産のキャビア。そしてチョウザメ料理の数々を新しい宮崎の特産品にできるのか。さらに試行錯誤の上、出来上がった「キャビア寿司」とは?
ふるさとに新名物を生み出そうとする人々に学びます。

編集後記

ディレクター:日高 健一(宮崎放送)

最近は「世界三大珍味」というフレーズをあまり聞かなくなったような気がします。あるフレンチのシェフの言葉ですが「(日本でも)珍味ではなく、よく使う食材」なんだそうです。
でも、正直なところとても「身近なもの」とは思えませんでした。

ところが、調べてみると日本におけるキャビアの輸入量はEU、米国、スイスに次ぐ世界第4位。“世界有数のキャビア消費国”なんです。
そして今回の取材を通じて「もしかしたら身近な食材になるかもしれない」という思いに変わりました。

現在、宮崎県で民間の養殖業者が養殖しているチョウザメは約5万尾。
チョウザメの卵は、体重の1割程度採卵できると言いますから、数年後にとれる(かもしれない)キャビアは、半数が雌だった場合なんと25トン!
これは、国内の年間キャビア消費量16トンをはるかに上回ります。
そうなれば「値が下がり買いやすくなる!?」と思ったのです。

今回は「なじみの薄い高級食材であるキャビアとチョウザメの魚肉を宮崎の新名物にしたい!」という思いを持つ人々を取材しました。
放送では触れていませんが、採算を度外視して数か月もかけ「宮崎キャビア1983」のポスターやパーケッージなどをデザインしたデザイナーや、1円の得にもならないのにキャビアンクッキーの試食に5回も出席した人たちがいます。もちろん、その前に県の技術者たちの30年にもおよぶ研究の成果があり、その多くの人々から「ふるさとに新名物を!」という強い思いを感じました。
個人的には、近い将来宮崎に「宮崎キャビア専門レストラン」や「キャビアバー」ができることを夢見ています。
(※キャビアの輸入量は、6年前の数字ですのであくまでもご参考までに…)

番組情報

◇宮崎キャビア事業協同組合
【住所】〒880-0902 宮崎県宮崎市大淀3丁目5-18 南宮崎駅前ビルE棟2F
【電話】0120-886-863 (平日 午前9:00~午後5:00)
【HP】http://www.caviar.or.jp/

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