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語られなかった もうひとつの“満蒙開拓”がある
戦後80年を過ぎた今も、日本の戦争史から取り残されたままの「歴史の空白」に光をあてます。
戦争中、中国の東北部に13年だけ存在した国、満州国。実際は日本が支配する国でした。日本政府は20年で500万人を入植させる国策“満蒙開拓”を進め、全国からおよそ27万人が海を渡りました。1945年8月9日、ソ連軍が侵攻し、満州は戦場に。女性や子どもを中心におよそ8万人が犠牲になり、戦後も中国残留孤児の苦難が続きます。
この歴史は多くの体験者の証言や研究によって語り継がれてきました。一方、日本統治下の朝鮮から満州へ移り住んだ人たちの存在は、ほとんど知られていません。
1910年の日韓併合で日本による朝鮮の植民地支配が本格化すると、貧しさや抑圧から逃れるために、人々は故郷を離れ、満州をめざしました。1930年代後半になると、徴兵や強制労働など日本の戦時動員体制に組み込まれ、満州への移民も朝鮮総督府や関東軍(満州国に駐留する日本の軍隊)が主導して、軍事的な目的で推し進められます。
満州の入植地で待っていたのは厳しい生活でした。林が広がる無人地帯を開拓し、関東軍のもとで理不尽な役割を担わされます。日本人は一等国民、朝鮮人は二等国民、中国人は三等国民とされ、日本人の抑圧を受けながら、中国人を支配するという加害者の側に立つことにもなりました。
日本に祖国を奪われ、移り住んだ満州国でも日本の支配下に置かれ、戦後は中国に留まり少数民族として生き、戦争中に日本に加担したことを批判されます。
こうした朝鮮人満州移民の歴史を、当事者たちの証言で記録しようとする人たちがいます。札幌に住む朴仁哲(ボク・ジンテツ)さん(52)は、祖父母が朝鮮からの満州移民で、3世にあたります。中国のハルビンで生まれ育ち、24歳の時に日本語学校に留学。札幌市の国際交流事業に通訳として参加したことをきっかけに、北海道大学に進学し、現在は東アジアの文化交流史について研究しています。そのなかで、自分につながる戦争の歴史に近づきたいと、中国の移民1世を訪ねて100人余りから聞き取りをしてきました。
朴仁哲さんに協力した人が中国にいます。北朝鮮との国境に近い吉林省の延辺朝鮮族自治州に住む写真家の李光平(リ・グアンピョン)さん(81)です。移民2世にあたり、1999年から朝鮮人満州移民の歴史を当事者たちの写真と証言で記録してきました。
朴さんと李さんは、どのような思いでこの歴史と向き合い、語り継ごうとしているのか。二人が収録した証言記録と中国に住む移民2世への取材などから、国家と民族のはざまで苦難の時代を生きた人々の人生をひも解き、戦後の日本が目を向けてこなかった侵略と植民地支配の実像に迫ります。
語り 山根 基世
フリーアナウンサー、元N H K アナウンス室長)
1971 年N H K に入局。主婦や働く女性を対象とした番組、美術番組、旅番組、ニュース、ナレーション多数を担当。2005 年、女性として初のアナウンス室長に。
2007 年、N H K 退職後は、朗読を手掛かりとして「子どものことば」を育てることを目的に、地域作りと言葉教育を組み合わせた独自の活動を続けている。
また、テレビ朝日「徹子の部屋」、日本テレビ「世界一受けたい授業」出演をはじめT B S「半沢直樹」「ルーズヴェルトゲーム」ナレーションなど、民放の番組も担当。そして年で9 期目となる朗読指導者養成講座を開講、2018 年からは「声の力を学ぶ連続講座」を3 年間主宰。NHK「映像の世紀バタフライエフェクト」のナレ― ションも担当した。
東京大学客員教授、女子美術大学特別招聘教授、学校法人桑沢学園理事等を歴任。現在は学校法人順心広尾学園理事、公益財団法人文字・活字文化推進機構評議委員、公益財団法人放送文化基金選考委員、「山根基世の朗読指導者養成講座」講師、一般財団法人橋田文化財団理事等を務める。
「感じる漢字」「ことばで『私』を育てる」「こころの声を聴く力」他、著書多数。




