其の94  群馬発 盲目の演歌歌手 笑顔の秘密

2010年6月26日(土)(テレビ朝日OA)  テレビ朝日制作

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未熟児網膜症により全盲と言う障害を持ち生まれた演歌歌手・清水博正さん。19歳。彼は“目が見えないのは僕の個性”そう自身の障害を語ります。そんな清水さんが、一度、歌い出せば人々は涙し、明日を生きる勇気と力を得るといいます。
そして、涙の後には、清々しい笑顔を取り戻すのです。

“障害があるから仕方ない”それは誰しもが心のどこかで思っていることかもしれません。
しかし、清水さんの両親は“障害があるからこそ外の世界を教えたい”そう育ててきました。
その両親の元“目が見えないからこそ今の自分がある”と素直に考えるようになった清水さん。
言葉で言えば容易な事。しかし、なぜ彼は、それが出来たのか?
それこそが、19年と言う短くも長い人生の中で身に付けられた“人間力”なのです。
社会に生きる誰もが1つは抱える困難。それと向き合う勇気を教えてくれる清水さん。
常に笑顔を絶やさない演歌歌手・清水博正の“笑顔の秘密”に迫ります。


◆目が見えないことを 良いものとして 生きていこう

◆笑って暮らすも一生 泣いて暮らすも一生

◆自分のできる事を やりたい



◇ディレクター:安田 真一郎◇
通勤電車の中、目に障害のある方を見かけることがあります。当たり前のように席を譲る人。
これまで、そのことに大した意味を抱くこともなくボーッと見つめていました。
今回、清水さんを取材する中で気が付いた事があります。
それは、目の不自由な方達は、人々の優しさに感謝を抱きながら、
“その優しさを自分も何かで返していきたい”そう考えているということです。
当たり前のことかもしれませんが、私を含む健常者は、どこかで無償の奉仕と
思い込んでいます。しかし、清水さんは“僕らは目が見えないだけ。それは背が低いことやスポーツが苦手なことと同じものですよ”そうさらっと口にするのです。
清水さんは取材中、常に私たちスタッフとの関わりを楽しんでいるようでした。
それは自分の知らない世界を耳で吸収しようとする清水さんの強い探究心を象徴するもの。
困難と向き合い自身の中で答えを出した清水さん。その答えを胸に常に周囲を明るくし、
勇気を与えてくれる不思議な力。是非、清水さんの歌を聞いてみてください。
きっと、その歌声は、あなたの魂を揺さぶり笑顔にしてくれるはずです!!

◆お問合せ先など◆
清水 博正さん
【所属事務所】㈱テイチクミュージック

清水博正さんのライブ予定等の情報や活動コメントはオフィシャルホームページにてご覧下さい。→こちら

 

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