#15 過疎の故郷を救え!~超人気ジェラート店の奮闘~

2015年8月2日(日)(テレビ朝日放送) 朝日放送制作  協力 文部科学省/独立行政法人 中小企業基盤整備機構

chikara15-2.jpg大阪から車でおよそ2時間・・・和歌山県の山奥の町、紀美野町。この小さな田舎町に、ジェラート店「キミノーカ」はあります。オープンして2年、週末ともなれば、わざわざ県外からもお客さんが訪れるほど大人気。その秘密は、他にはない素材を使ったジェラート。なんと使っているのは、”野菜”!えんどう豆や、山椒、ビーツなどなど・・・季節ごとに旬の野菜を使い、野菜そのものの風味をジェラートに活かしています。

chikara15-1.jpg このジェラート店のオーナーは、宇城哲志さん(41歳)。実は農家です。店のすぐ近くの畑で、山奥ならではの気候を活かし育てた野菜をジェラートにしているんです。宇城さんは言います。「ジェラートにすることで野菜にもっと興味を持ってもらいたい。」

chikara15-3.jpg大学卒業後、県外で金融関係の仕事についていた宇城さんは、8年前故郷に戻り農業を始めました。その時感じたのが、『故郷の過疎化』。現在、紀美野町の高齢化率は40%を超え、過疎化が深刻な問題となっています。そこで町の活性化として期待されているのが、宇城さんをはじめとするUターン組や移住してきた人たちの存在です。ここ数年でキミノーカだけでなく、オシャレなレストランやパン屋さんなど、町の新たな魅力が少しずつ増えているのです。

chikara15-5.jpg番組では、過疎の故郷をなんとか救いたいと懸命に生きる人たちの姿を描きます。そしてこの夏、紀美野町では初めての試みが・・・。町にある天文台で、”星空に愛を誓う”結婚式が行われるというんです。宇城さんは、新郎新婦のため新作ジェラートでもてなすことに。故郷の活性化に向けて奮闘する人気ジェラート店に密着します!

編集後記

ディレクター:渡辺晃司(ABCリブラ)

和歌山の山奥に人気のジェラート店があるというので、今回の取材で初めて紀美野町を訪れました。ナビの言うとおりに行くのですが、想像以上の山奥で「ホンマにあるの?」と不安になるほどでした。
2時間かけて辿り着いた「キミノーカ」は、私の想像をはるかに超えるカワイイお店で、食べたことのない野菜のジェラートにも驚かされました。このドキドキワクワクする感覚が、お客さんを虜にする大きな魅力の一つなのだと思います。

そして、もう一つの魅力が、キミノーカの宇城さん家族の生き方そのものなのかなと思います。故郷で農業をして暮らす。そして、子どもたちは自然の中で育ち、祖父母も孫の顔をいつでも見ることができる。皆さん良い顔をしているんです。「幸せってこういうことなのかな」と今回の取材でしみじみ思いました。
紀美野町は他の多くの町と同じように過疎化が進んでいます。宇城さんは、自分に何かできることはないか、仲間と一緒に常に探しています。それは紀美野町で生きる宇城さんにとっては特別なことではなく、

日々の暮らしの延長線上にある当たり前のことなのです。幸せな生き方こそ、過疎化を食い止める町の大きな魅力になるのかもしれません。番組を観て、故郷のこと、家族のこと、これからの人生・・・ほんの少し考えるきっかけになれば幸いです。

番組情報

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◆『キミノーカ』
【住 所】和歌山県海草郡紀美野町三尾川785-3
【電 話】073-495-2910
営業:10:00~17:00 月曜休み
ジェラート…シングル340円/ダブル380円

◆『chezみなみ』
【電 話】073-495-2803

◆『トラットリア ステラート』
【電 話】073-497-9030

◆『紀美野町立 みさと天文台』
【電 話】073-498-0305

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