#27 港を復活させた男たち ~房総・イセエビ漁師の絆~

2015年10月25日(日)(テレビ朝日放送) テレビ朝日制作  協力 文部科学省/独立行政法人 中小企業基盤整備機構

8月、大原漁港で最盛期を迎えるという。それが・・・「イセエビ」
生の刺身でも、焼いても、濃厚で味わい深い甘みが口の中に広がります。

chikara27-2.jpg「イセエビ」といえば、三重県の伊勢灣のイメージがありますが、実は、千葉県いすみ市にある大原漁港が、全国の漁港の中でも1、2位を争う”日本有数の水揚げ量”を誇ります。その日本有数の水揚げ量の理由は・・・大原漁港沖にある、世界でも有数の漁場である「器械(きかい)根(ね)」という多種多様な魚が集まる岩礁地帯にありました。

特に上質のイセエビを「器械根イセエビ」と言われ、今年7月にはいすみ市のブランドに認定された。地元ブランドとしての発展を目指しています。

chikara27-1.jpgしかし、近年、景気後退などによる後継者不足などで漁船の減少という問題を抱えていた大原漁港。その「大原漁港」では漁協直営店を設立し地元のイセエビを盛り上げる漁師たちの姿がありました。「いさばや」を手伝うイセエビ漁師の
山口展(のり)政(まさ)さん(40)も、漁港に活気を取り戻そうと13年前にUターン。漁協青年部 部長 荘司哲也さん(34歳)は兄弟で船に乗る、イセエビ漁師。「兄弟船」です。

9月には、大漁を祈願した祭り「大原はだか祭り」が行われます。十数基の神輿が一斉に海へと担ぎこまれ、もみあう″汐ふみ″が祭りのハイライト。勇ましく雄々しく神輿が海の中を駆け巡り、投げ上げられます。他に類をみない勇壮な祭りとして有名です。

「故郷を活性化したい」と伊勢エビ漁に懸ける漁師たちの絆の物語によって日本一の”地域のチカラ”を描きます。

編集後記

ディレクター:鈴木洋之(ユーコム)

千葉県いすみ市にある大原漁港の名物『イセエビ』。伊勢エビというと、一般に三重県の伊勢灣で捕れる伊勢エビが有名ですが、実はここ大原漁港は、かつて三重県を抜いて10年間以上に渡り、日本一のイセエビ漁獲量を誇っていた事もあるほどの日本有数のイセエビの一大産地。関東でも、千葉の大原と言えば「イセエビ」というイメージがある方はまだまだ多くはないと感じます。

値段が高い時には、1キロ1万円の値がつくイセエビですが、漁協直営店「いさばや」では多くのお客さんが、イセエビの味を堪能し満足して帰っていきます。毎月2回開催している「港の朝市」では、平均でも1日4000人も来場されているという事で、朝8時から開催という、早朝にもかかわらずイセエビを肴にお酒も進んだお客さんも多く、さらに賑わっていました。

今でこそ賑わう大原漁港ですが、番組にご出演頂いた漁師さん達は、まだまだ港を盛り上げていきたいと語っていました。農林水産省が推奨している「6次産業化」をさらに広げるべく展開しています。まずは、1次産業であるイセエビなどの漁業を主として、加工業など2次産業、飲食・宿泊などの3次産業をさらに進めていくという形です。「いさばや」の食堂も大きくしようと現在計画中です。

また、今回紹介した、いすみブランドは、「器械根イセエビ」だけではなく、他にも「器械根サザエ」、「器械根アワビ」とありますが、それ以外にも、イセエビを食べて育った大原さんのタコ、そして稚魚を放流していたタイなどの様々な魚も多く取れます。大原はだか祭り取材中には、山口さんの実家で営まれている釣り宿で、色々とご馳走になりましたが、大原産のタイがまた絶品でした。まだまだこの大原には、魅力が多くありそうです。これからの更なる発展にますます期待をしています!

番組情報

◆漁協直営店「いさばや」
【営業時間】
物販  9:00~15:00
食事 11:00~14:00(L.O.)
※地魚の仕入れ状況により早期終了の場合あり
【休業日】
毎週火曜日・大原はだか祭り・年末年始
【H P】http://www.isumi-isabaya.com/

◆大原漁港「港の朝市」※毎月第1・第3日曜に開催
【開催時間】8:00~11:00
【会場】大原漁港荷捌所
【H P】http://www.isuminavi.jp/minatonoasaichi/

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