
広島市中心部に一軒のゲストハウスがあります。
その名は「広島ゲストハウス縁」。
料金が安く外国人観光客が宿泊し、この場所から原爆ドームや宮島に向かいます。
しかし、広島の魅力はまだまだあると立ち上がった人達がいました。ゲストハウスに関わる佐藤亮太さんとスヴェン バン ゲーメンさんの2人です。

2人は原爆ドームや宮島以外の広島の歴史や文化、自然などの魅力を発信したいと宿泊客を様々な地域へ連れて行くプランを考えています。
実は2人も広島の自然に魅了された人達。その場所が佐伯区湯来町上多田地区です。
上多田地区は人口およそ100人の小さな地区。高齢化率も7割を超え限界集落になっています。この地域もゲストハウスが考えるプランの1ヶ所になっています。

全国各地で過疎化か進む中で地域を元気にするヒントを外国人観光客から得られればと思い頑張る2人の姿や、2人に刺激を受け奮闘する上多田地区地域の人の姿を描きます。
編集後記
ディレクター:下地智和(RCCフロンティア)
今回の舞台となった上多田地区はかなりの山間にある地区です。そこの自然に魅了された佐藤さんとスヴェンさん。もともとはこの地区と全く関係の無かった2人です。そんな2人の生活環境を変えるほどの魅力が上多田地区にはありました。日本のさまざまな場所に「住み続けているからこそ見落としている魅力」がたくさんあるのではないでしょうか。その魅力の中にこれからの日本各地にある多くの過疎地域を変えるヒントがあると思います。
ゲストハウス縁の体験ツアーは4月以降開始予定となっています。是非広島県に来た際には予約をして自然や歴史・文化に触れてみて下さい。