#249 徳島発! マミさんの極上ゆず ~父が残したメッセージ~

2021年01月30日(土)(テレビ朝日 放送) 四国放送制作 協力/文部科学省 総務省 中小機構 JAグループ

徳島県の山深く、那賀町木頭(なかちょう・きとう)。ここの特産が木頭ゆず。ユズは木頭の人たちの間ではとても身近なもの。お酢といえばユズのしぼり汁であるユズ酢を指すほどです。特徴は表面のきめ細やかさと強い酸味、上品な香り…。木頭ゆずは京阪神や首都圏の市場に出荷され高い評価を得ており、EUにも輸出されています。質の高いユズができる理由、それは木頭の気候。夏は最高気温が40度に迫り、冬は最低気温が0度を下回るなど、一年を通して寒暖差が大きく降水量も多いことが、木頭ゆずを育んでいるのです。

この木頭ゆずを栽培している石原マミさんが今回の主人公。ユズ農家だった父が亡くなってから管理できていないユズ畑を見て一念発起。2014年から栽培を始めました。ユズについては素人だったというマミさんが頼りにしたもの…それは父が残した手帳。そこには肥料の配合や消毒のタイミングなどが細かく記されていました。マミさんは忠実に守ってきましたが、それでも上手くいかない時は生産者仲間からアドバイスをもらい、日々勉強を重ねながら栽培しています。

手ごわいのがユズの持つ鋭いトゲ。夏場でも長袖を着て作業しなければいけません。質の高いユズを作るためには果実が傷つかないよう、トゲ切りやまめな消毒が必須。大変な作業が多いなかマミさんは「ユズ栽培は楽しい」と話します。新しいことに挑戦したり工夫したりしながら、理想のユズを追い求めています。明るく元気に栽培を続けるマミさん…その日常を見つめます。

編集後記

ディレクター:藤本 宏樹(四国放送)

 ユズの花が咲き始める5月から収穫・出荷作業のある12月まで石原マミさんを取材させていただきました。父・文好さんが亡くなってユズ畑を継ぐまでユズについては素人だったマミさん。分からないことも多かったそうですが父が残した手帳や生産者仲間からの助言、そして持ち前の勉強熱心な性格でぐんぐんと知識を身につけました。日々の作業で気づいたことや生産者仲間から教わったことはしっかりとノートや手帳にまとめています。

猛暑でも果実を守るためにユズのトゲを切ったり、虫や病気を防ぐための消毒作業をしたり。こまめな世話が必要なユズですが「大変だけど楽しい」と話すマミさんが印象的で、お気に入りのユズの木や成長していく果実を我が子のように見ている姿は本当にユズが好きなんだなと感じました。新しいことを取り入れながら品質向上に取り組むマミさんの姿とともに木頭ゆずの魅力を感じてもらえればと思います。

     

    番組情報

    • JAアグリあなん 木頭事業所

    【住所】 徳島県那賀郡那賀町木頭和無田字シモマツギ19
    TEL 0884-68-2112
    HPhttps://www.ja-anan.jp/shop/1285/

     

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