#308 未来へのゴング ~私のプロレス青春記~

2022年07月16日(土)05:20~05:50(テレビ朝日 放送) 日本海テレビ制作 協力/文部科学省 総務省 中小機構 JAグループ

プロレスで地域を盛り上げたい…鳥取県米子市を拠点に活動する社会人プロレス団体“鳥取だらずプロレス”のモットーです。だらずとは鳥取の方言でバカや愚か者を意味する言葉。親しい間柄の中で愛情を込めて使われています。所属する約20人の選手は自称・愛すべきプロレスバカ。歯科医師や市の職員、ガソリンスタンド店長、塗装屋さんの専務など、手に職を持ちながら週末はレスラーとして熱い戦いを繰り広げています。

そんな大人たちが集まった“だらずプロレス”のリングに立つ女子レスラー、リングネーム:登坂楓羚恋(とさか かれん)本名:中原衣千華さん(高1)が今回の主人公。衣千華さんはKPOPやジャニーズの曲が大好き。そんな今どきの女子がリングデビューを果たしたのは2018年の夏、まだ小学6年生のとき。「倒れても立ち上がる姿を見てほしい」…衣千華さんはプロレスからもらった勇気や元気をリングの上から届けようと頑張っています。

実は衣千華さん、人付き合いが苦手で学校に行けない日々が続いていました。しかし“だらずプロレス”と出会い、人を笑顔にさせることの楽しさを学びます。そして今春、高校に進学した衣千華さん。新たな出会いで、心に変化が…。

「いつも恥ずかしいんです!」…恥ずかしがり屋な衣千華さん。学校とプロレスの両立を目指す、青春真っ只中の日々を見つめます。

編集後記

ディレクター:田原遥(日本海テレビ)

「女子小学生レスラーが鳥取にいるらしい・・・。」そんな情報を得て今回の主人公・中原衣千華さんの取材を始めたのは2019年2月。私がまだ報道記者になって半年が経ったころのことです。明るい笑顔が素敵な衣千華さんですが、ひとたびリングに上がると立派なレスラーの表情に。そのギャップに“だらずプロレスファン”は魅了されているんだなと初めての取材で感じました。

団体を立ち上げたG選手こと古川代表は衣千華さんの存在について、このように話しています。「彼女がプロレスを続けてくれることは、見続けてくれるファンの夢や希望になる。選手もファンも彼女の成長を見守る親みたいな感じ。」その言葉通り、いつの間にか“親”のような気持ちで取材に通っている自分がいました。

倒れても立ち上がる、痛くても相手の攻撃(思い)を受け止める。リングで戦う衣千華さんの姿を通して、みなさんに“明日を生きる活力”が湧いてくれれば幸いです。

番組情報

鳥取だらずプロレス
【Facebook】https://www.facebook.com/tottoridarazu/

ご意見・ご感想

皆さまからのご意見・ご感想をお待ちしております。
お寄せいただいたコメントにはすべて目を通しておりますが、必ずしも掲載されるものではございませんのでご了承ください。
なお、企画提案、商品宣伝、イベント告知等に関する投稿は固くお断り申し上げます。

※ 記入欄に、お住まい(都道府県)もご記入いただければ幸いです(任意)