#327 食育戦隊コメンジャー~農家はヒーロー!集え後継者~

2022年12月03日(土) 05:20~05:50 (テレビ朝日 放送) RKB毎日放送制作 協力/文部科学省 総務省 中小機構 JAグループ

需要減少、後継者問題、取引価格の下落…ここ数年、米農家を取り巻く環境は一層厳しくなり、農業の環境が大きく変化しています。この逆境を跳ね返すため、福岡県糸島市の米農家の青年たちが結成したのが、オリジナル戦隊ヒーロー「コメンジャー」。農作業用の長靴にお米の変身ベルト、地元でとれるお米の銘柄を表す文字を頭に装着した、お米に特化したヒーローです。

稲を食い荒らす、天敵のカメムシ軍団と戦う姿を通して、米の大切さ(食育)、そして米農家の仕事の魅力を世にしらしめるのが狙い。2018年に誕生したコメンジャー、活動の中心を担ってきたのが、吉村翼さん(35)。映像デザインの仕事から2012年、祖父母の休耕地を受け継ぎ、米農家へと転身。前職の技術を活かし、コメンジャーの衣装や小道具、ショーの音楽や効果音、シナリオまで、すべて吉村さんが制作。子どもを連れ去ろうとするカメムシ一味を撃退したコメンジャーは子どもたちに「たくさんお米を食べて、強く元気になろう」と呼びかけます。
目を輝かせ、うなずく子どもたち…その日からご飯を残さず食べるようになるといいます。

米のおいしさ、米農家の魅力を知ってもらいたい…そして人々の胃袋を満たし健康を支える農家はヒーローだと知ってほしい…それが、米の需要の減少、後継者不足といった米農家が抱える問題を解決する…JA糸島青年部のメンバーはそんな願いとともに活動を続けています。農業の明るい未来のため、日々奮闘する青年たちの姿を追いました。

 

 

編集後記

ディレクター:鶴田直久(RKB毎日放送)

保育園で行われたコメンジャージョー。悪役の登場に子どもたちは泣き叫び、ヒーローの登場に目を輝かせ、ヒーローたちが立ち去るときには「また来てね」と名残惜しそうに手を振る。今の時代も、ヒーローショーの果たす役割は全く変わっていないものだと安心しました。子どもたちに積極的に話しかけるヒーローたちに「ヒーローが直接しゃべってもいいのですか?」と聞いたところ、「この姿だと子どもたちが話を聞いてくれる。普段の姿だと知らないおっちゃんの話など聞いてくれないからね」との返答がありました。

生産・流通のあり方の岐路にたたされている米農家にとっては、“他人の事柄”と米問題にあまり関心を寄せてくれない大人に直接訴えるよりも、子どもたちが、未来の米農家、そして、日本の農業について関心を寄せる礎を築くことに光明を見出しているのかもしれないと、勝手に感じました。「地産地消」「安全安心な食」など、きれいごとの言葉を並べるだけでなく、それを維持していくには、何が必要でどんな行動をとらないといけないのかを次の世代にわかりやすく伝え残す必要があるのだと改めて感じました。

番組情報

JA糸島 営業部営農企画課

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