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東京・東村山市の車いす工房「コボリン」はスタッフ6人の小さな会社。電動車いすで生活する障がい者の中には、ここで「自分だけの車いす」に作り変えていなければ今の生活は成り立っていないという人も。一体、何をどう作り変えているのか。代表の浅見一志さんは「電動車いすは一般的には6年くらい乗り続けるので、その人の身体や体の機能にぴったり合っていないといけない。フレームから作り直していくこともある」と話します。一人暮らしを始めたり、お出かけできる範囲が広がったり、障がい者が自立して新たな人生をスタートしたり…
そんなお手伝いをするのが、車いす職人たち。
電動車いすユーザーの「新たにやりたいこと」もさまざま。体を自由に動かせない障がいを持つ女の子は、学校で車いすを長時間使用しているときに自分で姿勢を変えられる機能がほしい…。筋ジストロフィーの男性は、弱ってきた指の動きだけで動かせる電動車いすにしたい…。職人たちには、ときに難問が立ちはだかります。「全然だめだ。惨敗だ」と試作した車いすを前に立ち尽くす職人も。それでも悪戦苦闘しながら試行錯誤を繰り返し、作り直していきます。
障がい者にとって思い描いた「自分だけの車いす」が完成すると、笑顔があふれます。乗る人の話を聞いて寄り添い、作り変えてきた車いすに「明日を変える希望の光」を見出す職人たちの日々を追いかけます。ナレーションは、電動車いすユーザーでもあるお笑い芸人・ハチミツ二郎さんが担当します。
編集後記
ディレクター:五十嵐友子(フレックス)
あるイベントで電動車いすの試乗会をしていた浅見さんと出会ったのが、この企画の始まりでした。浅見さんたちが開発した車いすに乗った体験者の方が、それはそれは良い表情をしていて、そんな魅力を持つ車いすや浅見さんのことをもっと知りたいと思いました。
取材を進めていくうちに感じたのが、浅見さんの「電動車いす」への並々ならぬこだわりと情熱。そして、ユーザーの方への優しくフラットなまなざしでした。三浦さんはお客さんと打ち合わせをする時、「自分の友達や家族、恋人のだと思って接する」。それが、浅見さんから教わった大切なことだと教えてくれました。
コボリンのスタッフの人たちが車いすユーザーのお客さんたちと“同じ目線”で一緒に笑い、一緒に悩み、考えながら取り組む車いすづくり。そこで流れる時間は何とも温かいもので、同じ場所でその一部始終を見せてもらえたことは、とても貴重な経験でした。
日本の社会における車いすを取り巻く状況は、まだまだ課題が多いことも取材を通して知りました。浅見さんや三浦さん、そしてコボリンのお客さんたちの姿を通して、少しでも多くの人に、電動車いすのことや車いすユーザーの人たちについて思いを馳せてもらえればうれしいです。
番組情報
株式会社コボリン
【電話】042-391-3328
【HP】https://koborin.com/