#487 僕のヒロシマ ~15歳の取材記~

2026年10月03日(土) 05:20~05:50 (テレビ朝日 放送) 中国放送制作 協力/文部科学省 総務省 中小機構 JAグループ

Xのフォロワーは4万人超え…今回の主人公は大阪に暮らす高校1年生、川中だいじさん。政治ネタを得意とし総理大臣経験者など大物政治家にも臆せず取材し人気に!彼が発信するのはSNS「日本中学生新聞」。そのルーツは「ヒロシマ」…小学校のときの修学旅行で聞いた被爆者の証言がきっかけでした。

去年8月6日…初めての被爆者取材。「正直、戸惑いました。初めてで…どうやって取材すればいいか…。まだ話を聞ける自分じゃない」彼は自らを鼓舞します。「ヒロシマ、長崎、原爆資料館を見てきた。‘はだしのゲン‘も読んだ。はっきり言おう。僕は怖い。僕たちの未来は、日本は、地球は、大人たちの手によってどこへ行くのだろうか」

高校1年生の今年、8月6日…覚悟を持って広島へ。夜も明けないうちから被爆者を取材、「絶対に戦争はダメ…。若い人たちにも考えてもらいたい」との言葉を受け取りました。そのあと、記者へと歩むきっかけとなった被爆者の近藤康子さんを訪ね、一緒に原爆被害の記憶をたどります。

近藤さんは「私たちの被爆の実相を知ってもらいたい。広めてもらいたい」という切なる願いを川中だいじさんに託しました。別れ際、近藤さんは「ありがとう」を繰り返します。「僕らは戦争体験者の被爆体験者の話が聞ける最後の世代」、彼の見聞きしたヒロシマ…その思いを胸に今後、どう歩むのでしょうか。

編集後記

ディレクター:山本和宏(RCCフロンティア)

Xのフォロワーは4万人超え!主人公は大阪に暮らす高校1年生、若手の筆頭記者・川中だいじさんです。政治ネタを得意として総理経験者など大物政治家にも臆せず取材し人気に。一方で彼が発信する「日本中学生新聞」のルーツは「ヒロシマにある」というのが今回の物語。

「未成年ジャーナリスト」という“物珍しさ”があるから取材相手は対応してくれる?

最初は、彼のあどけない雰囲気と「未成年」ということで気を許し、心を開くのかもしれません。彼の忖度なしに聞く度胸、端的に問題をつく質問力、そして何より、足繁く現場に通う粘り強さに、マスコミより(端くれにいると思う自分も含め)も真摯に取材してくれるから、対象者は心を開くのだと思います。

ちょっと余談ですが、川中さんとは、私が製作した映画「104歳、哲代さんのひとり暮らし」(「日本のチカラ」でも番組制作)の第七藝術劇場での舞台挨拶を見にきてくれて知り合いました。まさか「日本のチカラ」で彼の番組を作ることになるとは…。

川中さんの面倒くさがらず、身銭を切り、直向きに取材する姿を見て、「日本のチカラ」だなぁと思ったことが制作の大きな理由です。ひとつひとつの出会いを大切にするということも彼が改めて、教えてくれました。川中さんは、6年生の修学旅行が初めての広島…そして中学3年生の時に初めて8月6日のヒロシマを取材。そして高校1年生になった今年、3度目のヒロシマに…。なぜ今年、彼は再びヒロシマに取材にやってきたのか?ご覧ください。

 

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