#67 "家宝"のだだちゃ豆~受け継がれる絶品!枝豆~

2014年10月19日(日)(テレビ朝日 放送) 山形放送制作  協力 文部科学省

shokukikou67-2.jpg こくの深い甘味と独特の風味の「だだちゃ豆」。山形県鶴岡市が全国に誇る極上の枝豆で、”枝豆の王様”と呼ばれています。

「だだちゃ豆」がなぜ”王様”のか?それは、農家が毎年冬場におこなっている種の選別に秘密が隠されています。生産農家は100年以上にわたり、生産効率よりもうまさだけを追求し、ある特徴を持った種だけを選抜してきたのです。 shokukikou67-3.jpg農家では「”家宝”のだだちゃ」と呼んで代々大切に守ってきました。 こうして、今やだだちゃ豆は全国的なブランド枝豆となりました。

農家5代目の冨樫拓巳さん(34)は、本格的にだだちゃ豆を生産して3年目。種選びは始めたばかりで、母親の裕子さん(62)からその技を受け継ごうと張り切っています。傍らではまだ小さい息子たちがその姿を見つめていました。

shokukikou67-4.jpg拓巳さんは若手農家仲間4人と「あんちゃ(お兄さん)の会」を結成。「切磋琢磨しながらもっとうまいだだちゃ豆を作りたい!」と、共同で直売所を出店。お互いに味比べをしながら自慢のだだちゃ豆を地元の消費者に届ける活動も始めました。

番組では、だだちゃ豆のおいしさの秘密に迫るとともに、拓巳さんのだだちゃ豆作りにかける情熱と、受け継ぐ姿を見つめます。

編集後記

ディレクター:伊藤 和幸(山形放送)

山形県鶴岡市白山のひとりの女性が、「特別おいしい枝豆がある」と、その種をご近所や親せきにおすそ分けしてから110年余り。今やだだちゃ豆は鶴岡市が全国に誇る特産品に成長しました。発芽率が低くても(効率が悪くても)おいしくなる種だけを農家が自家採種してきた結果です。本来、種選びの方法はその農家に代々受け継がれる技として、門外不出とされてきました。今回取材させていただいた冨樫家の種選びの様子は、大変貴重な映像だと思います。
実は、私は発祥の地・白山のだだちゃ豆を食べるのは初めてでした。食べてみたいと思いながらも、県内のスーパーではなかなか出回らないからです。だだちゃ豆の味噌汁も初めていただきました。噂通りどこか“カニ汁”のような風味がありました。サヤごと味噌汁に入れてしまうのは県内でも鶴岡市だけです。役得でした!
「親からおいしいものを食べさせてもらってうれしかったから、子どもや孫、そしてお客さんにも同じようにしてあげたい」。そう話してくれた冨樫裕子さんの言葉に、だだちゃ豆のおいしさの秘密を見つけた気がしました。

番組情報

◆山形県鶴岡市農政課

【電 話】0235-25-2111(代)

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